京の算数学問題#895
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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉です。
当塾「アイデア数理塾」では、特に学習習慣の形成に力を入れています。
保護者の方からは、
「うちの子、全然勉強していないけど大丈夫でしょうか?」
といったご相談をよくいただきます。
学習習慣が成績や偏差値にどれほど影響するかはご存じの通りですが、具体的な方法が分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、私の考える学習習慣の作り方について、具体的な方法をお伝えします!
学習習慣が偏差値や成績に与える影響
まず押さえておきたいのは、学習習慣が成績に直結するという点です。
勉強の質はもちろん重要ですが、量との相関も見逃せません。
特に小中学生のうちは、一定の勉強時間を確保することが成績向上の土台になります。
自宅学習がカギ!
1日の中で最も長い時間を過ごす自宅こそ、学習習慣をつける場所として重要です。
確かに毎日塾通いをしている学生もいますが、ほとんどの生徒は自宅学習を中心に受験勉強を進めることになります。
家庭で学習習慣がしっかり身についていると、塾での指導内容も吸収しやすく、成績アップにつながりやすいのです。
学習習慣の始めどき:小学1年生の4月がポイント
学習習慣をつける上で、大切なのはスタートダッシュです。
特におすすめなのが、小学1年生の4月からの取り組み。
「1日30分」を目標に
この時期は学習内容も簡単なので、迷路や間違い探し、本を読むなど「楽しめる教材」でOKです。まずは毎日机に向かう時間を作ることから始めましょう。
ポイントは、「勉強=つらいもの」と認識させないこと。勉強が嫌なものと感じてしまうと、習慣化には時間がかかってしまいます。
逆に、学ぶ楽しさを知れば、自然と続けられるようになります。
「時間」で捉えない学習習慣
学習習慣を身につける際、「時間」だけで考えるのは危険です。
例えば、保護者の方からは
- 「1時間では足りないのでは?」
- 「1時間も勉強しているの?」
といった意見が分かれます。
しかし、「机に1時間座ること」だけを目的にしてしまうと、成績アップという本来の目標から外れ、ただ座っているだけになりかねません。
学習習慣を時間ではなく「行動」で考えることが大切です。
学習習慣は「超スモールステップ」で作る
特に今、全く学習習慣がないお子さんの場合は、いきなり高い目標を立てると失敗しがちです。
そこでおすすめなのが、超スモールステップを積み重ねる方法です。
スモールステップの例:
- まずは1日5分、机に座ることから始める。
- 次に、宿題など「やらなければならないこと」を机で行う習慣をつける。
- 宿題が終わったら、教科書を10分間読むなど、少しだけ自主的な学習を追加する。
このように、小さな目標を少しずつクリアしていくことで、負担を減らしながら着実に学習習慣を身につけることができます。
親の関わり方:強制ではなく見守りを
子どもに学習習慣をつけさせたい気持ちはわかりますが、強制的にやらせすぎるのは逆効果です。子どもは強制されると反発しやすく、やる気を失ってしまうことがあります。
むしろ、「やりたかったらやっていいよ」というくらいの軽いスタンスの方が、子どもは自分から進んでやりたくなることが多いです。
自主性を尊重しよう
この姿勢は、「自分は自分」という子どもの意思を大切にすることにもつながります。親が無理にコントロールするのではなく、子どもの主体性を伸ばす環境を作ることが重要です。
学習習慣が身につけば人生が変わる!
学習習慣は勉強だけでなく、将来の生活習慣や仕事の仕方にも大きな影響を与えます。
子どものうちに、勉強を続ける力を身につけることは、人生を通じての大きな財産になります。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、ゆたにたくやがお届けしました!
当塾では、無料見学会も実施しておりますので、興味がある方はぜひお気軽にご連絡ください。
一緒に、お子さまの未来を支える学習習慣を作りましょう!