受験やばい!?焦らず冷静に対処しよう! 京の算数学#852

京の算数学問題#852

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

「受験やばい…」と不安になる生徒は、この時期に特に増えてきます。

成績が思うように伸びない、志望校が決まらない、周りと比べて自信を失ってしまうなど、その理由は様々です。

しかし、冷静に考えれば、未来を切り開く道は必ずあります。

今回は「受験やばい!」と感じる理由と、その対処法について詳しく説明していきます。

受験が「やばい」と感じる2つの理由

「受験やばい」と焦る生徒には、主に2つの原因が見られます。

1. 自分の実力が把握できていない

多くの生徒が直面するのは、自分の学力や実力を正確に把握できていないことです。

学校ごとに定期テストの難易度は異なるため、たとえ平均点以下の成績でも、全国的な視点で見るとそれほど悪い位置にいないこともあります。

特に、模試を受けたことがない生徒は、全国的な実力がわからず、テストの結果を基に不安を感じることが多いです。

例えば、定期テストで思うように点数が取れなくても、偏差値50を目標とする公立高校に合格する可能性は十分にあります。

模試や進学相談を活用して、自分の成績を客観的に見つめ直すことが大切です。

もし、模試の結果が芳しくなくても、それは改善の余地があるということです。

現状を正確に把握することで、的確な対策が可能になります。

2. 行きたい学校がない

「志望校が決まらない」「行きたい学校が見つからない」という声もよく聞きます。

この場合、大きく2つの問題が考えられます。

1つは「自信がない」という理由。

自分が希望する学校に合格できる自信がなく、最初から諦めてしまっているケースです。

もう1つは「情報不足」です。

高校のことを詳しく知らないために、選択肢が見えず、志望校が絞り込めないという状況です。

しかし、志望校選びは決して「完璧」である必要はありません。

友達が行く学校に行きたい、制服が好き、部活動が楽しそう、そんな動機でも十分に志望理由になります。

進路選びをあまり重く考えすぎず、気軽に学校見学や合同説明会に参加し、自分が行きたいと思う学校を見つけることが大切です。

成績アップのメカニズム

「勉強すれば成績が上がる」と思っている人も多いかもしれませんが、それは完全な誤解です。

勉強量だけでは成績は上がりません。

正しい意識と方法で取り組むことが重要です。

特に、ただ無心で問題を解くだけでは、記憶に定着せず、効率の悪い勉強になってしまいます。

勉強する際は、どれだけ内容を理解して覚えるかが肝心です。

勉強には「じわじわと成果が出る科目」と「一気に成績が上がる科目」があります。

例えば、社会や理科のような暗記要素が強い科目は、継続的に覚えることで徐々に成果が見えます。

一方、数学や英語は積み重ねの教科ですので、ある時点で突然成績が伸びることがよくあります。

基礎がしっかりしていれば、ある日急に難しい問題が解けるようになるということです。

実際に私の塾では、2回の授業で30点以上成績を伸ばした生徒もいれば、1年間悩み続けた末に突然20点も成績が上がった生徒もいます。

また、少しずつ1年をかけて成績をじわじわ伸ばした生徒もいます。

成績が上がるタイミングは人それぞれであり、そのタイミングが入試前に訪れるか、後に訪れるかは予測できません。

だからこそ、早めに勉強に取りかかることが重要です。

成績がオール2でも大丈夫なのか?

「オール2の成績でも高校に行けるのか?」と不安になる生徒や保護者も多いでしょう。結論から言えば、高校進学は十分に可能です。

現在の教育制度では、多様な選択肢が用意されており、成績にかかわらず進学できる道があります。

通信制高校や単位制高校、定時制高校など、多くの学校が存在しているため、成績が低くても希望を持つことができます。

もちろん、成績が良い方が選べる学校の幅は広がりますが、最終的に大切なのは「自分がどうしたいか」という意思です。

たとえ成績が悪くても、行きたい学校があるなら、努力して挑戦することが重要です。

一方で、「今の成績で行けるところでいい」という消極的な理由で志望校を選ぶと、後々後悔することもあります。

自分が本当に行きたい学校を見つけ、そこに挑戦する気持ちを持つことが大切です。

学校選びで学ぶ将来設計の考え方

最後に、学校選びは単なる進路選択ではなく、将来の選択肢を広げるための重要なステップです。

どの学校を選ぶかは、自分の未来を左右する選択です。

だからこそ、自分の選択肢を広げるかどうかを基準に、志望校を決めることが大切です。

もし、その選択が将来の可能性を狭めるものであれば、再検討する価値があります。

しかし、どうしてもその学校に行きたいという強い意志があるなら、その道を進むことも選択肢の一つです。

「想いがないと何も開けない」という言葉があります。

これは、目標や夢を持つことが、困難を乗り越える原動力になるという意味です。

自分の意志を持ち、前向きに進むことが、最終的には成功への鍵となります。

焦らず、冷静に、自分のペースで頑張ってください!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#852

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