京の算数学問題#791
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
子どもに漢数字を教える難しさ
漢数字を数字に変換する問題は、子どもにとって難しく感じることが多いです。
普段の生活で漢数字を使う機会が少ないため、その必要性を子どもに理解させるのも一苦労です。しかし、漢数字は大人になった時に冠婚葬祭などで使われるだけでなく、数字の桁の理解には必要な大切な知識です。
教え方のコツ1:声に出して読む
漢数字を数字に変換する際、まずは声に出して読みましょう。
例えば、「八千八百六十九」を「はっせんはっぴゃくろくじゅうきゅう」と読みます。
次に、この読み方をそのまま数字に変換します。
八千八百六十九 → 8869
数字に変換する際は、声に出して何度も確認しましょう。
特に、間に「0」が入る場合は注意が必要です。
もし間違えた数字を書いてしまった場合は書いた数字を読んでみるのも1つです。
どこが間違ったのか?に気づくことができます。
教え方のコツ2:図を使って理解する
数字に変換したものを声に出して読み、「間違っているかどうか」を確認します。
この時、図を使うとさらに分かりやすくなります。
例えば、「一万八百六十一」を図に当てはめて解いてみます。
一万八百六十一 → 10861
図を使って数字を当てはめると、視覚的に理解しやすくなり、間違いに気付きやすくなります。
教え方のコツ3:数字を漢字にする場合
数字を漢字に変換する場合、コツ1で紹介した図を逆に使います。
例えば、12590を漢字で表す場合、図を参考にしながら「一万二千五百九十」と書いていきます。
このプロセスを繰り返すことで、子どもは漢数字に対する抵抗感が薄れ、楽しく学ぶことができるようになります。
実験感覚で挑戦しよう!
子どもが漢数字の変換に苦手意識を持っている場合、「間違えたくない」という気持ちが強いことが原因かもしれません。しかし、漢数字の学習も理科の実験と同じで、間違いや失敗は成功への大切なプロセスです。間違えることを恐れずに、楽しみながら挑戦させることで、自然と理解が深まります。
学習ポイントまとめ
– 声に出して漢数字を読み、数字に変換する。
– 図を使って視覚的に理解する。
– 間違いを恐れずに、実験感覚で挑戦する。
子どもたちに漢数字の学習を楽しんでもらうために、これらのコツを活用してみてください。繰り返しの練習が定着率を高め、自然と使いこなせるようになります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!