京の算数学問題#734
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
多くの保護者が共感する悩みの一つに、「子どもが学校からのプリントを出さない」という問題があります。大事な連絡事項や提出物の期限など、中学生になると内申点にも関わるようなこの問題は結構ストレスですよね、、、この記事では、学校からのプリントを出さない子どもへの対策について、まとめています。
なぜプリントを出さないのか?
まず、子どもがプリントを出さない理由を理解することが大切です。
原因を把握することで、適切な対策を講じることができます。
忘れやすい性格
子どもがそもそも忘れっぽい性格である場合、プリントをカバンに入れたことや渡すこと自体を忘れてしまうことがあります。
特に情報の整理が苦手なタイプのお子さんは提出物の管理なども一苦労です。
知らない間にプリントが旅立ってしまうこともあります。
興味がない
プリントの内容に興味がない、またはその重要性を理解していないために出さないことがあります。プリントの重要性を伝える事が大切です。
整理整頓が苦手
プリントが他の荷物と混ざってしまい、どこにあるのか分からなくなってしまうことがあります。
出さないのか?出せないのか?で対処法も変わってきますが、まず本人がどのタイプなのか?を考える事が大切ですね。
効果的な対策
定期的なチェックポイントを作る
プリントを確認するためのルーティンを作りましょう。
子どもが帰宅した直後や、夕食後など、毎日一定の時間にプリントを出すように習慣づけます。1人で任せるよりも、本人が出しやすくなるような工夫も大切です。
専用の場所を作る
玄関やリビングなど、決まった場所にプリントを置くボックスやファイルを設置します。
子どもが帰宅したらすぐにその場所にプリントを入れるようにします。
まずは細かく分けるのではなくプリント類を入れるためのファイルを学校に持っていかせその中にとにかく突っ込んでもらうことから始めるのも1つです。
チェックリストの活用
1日のスケジュールにプリント確認の項目を追加し、子ども自身がチェックリストを使って確認する習慣をつけます。
また、スマホ等のリマインダー機能を使うのも効果的です。
ホワイトボードに書いておく
家族全員が見える場所にホワイトボードを設置し、プリントを出す日付や重要な連絡事項を書き込んでおきます。
整理整頓の習慣を身に付ける
プリントが紛失しないように、整理整頓の習慣を身に付けさせることも重要です。
専用のファイルを用意
学校からのプリント専用のファイルやクリアポケットを用意し、受け取ったプリントはすぐにそこに入れるようにします。中身はぐちゃぐちゃでも構わないのでとにかく入れて持って帰るところからまずは始めます。
週末カバン整理をする
毎週末にカバンの中身を整理する時間を設け、不要なものを取り出し、必要なプリントだけを確認する習慣をつけます。
子どもとのコミュニケーションをとる
子どもがプリントを出さない理由を直接聞いてみることも大切です。子どもの気持ちや考えを理解し、適切なサポートを行うことで、問題解決に近づけます。
話し合いの時間を設ける
子どもがリラックスできる時間帯に、学校での出来事やプリントの重要性について話し合います。
できたことはきちんと褒める
子どもがプリントをちゃんと出したときには、褒めたり、感謝の言葉を伝えることが大切です。
親子で一緒に取り組む
プリントを出す習慣を身に付けるためには、親子で一緒に取り組むことが効果的です。
中学生になったから1人に任せるというよりは一緒に整理整頓をやってあげることで親子のコミュニケーションにもなります。
プリントを出す習慣は、子どもの自己管理能力や責任感を育むための重要なステップです。長期的な視点で教育を考え、少しずつ改善していきましょう。
終わりに
子どもが学校からのプリントを出さないことは、多くの家庭で共通する悩みですが、子どもの性格や習慣を理解し、親子で協力して取り組むことで、改善が見られるケースが多いです。大切なのは、子どもがプリントの重要性を感じ自己管理能力を身に付けられるよう、サポートすることです。長期的な視点で見守りながら、少しずつ改善していくことで、子どもも親も安心して学校生活を送れるようになります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!