京の算数学問題#632
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
もうすぐ新学期ですね!
ワクワクする気持ちと不安な気持ちとが混在するこの時期です。
さて、中学に入るとまず心配なのがテストだと思います。
今日は特に数学分野において良くつまづく単元をまとめています。
今後の勉強の参考にしてみてくださいね^^
中学始めの勉強はまず数学・英語を中心に!
中学に入るとテストで点数が取りづらくなると言われていますが、その最大の理由はテスト範囲の広さです。
今までのように単元毎のテストではなくて各期間に学んだ知識が総合的に問われるテストに変わります。そのため普段からある程度勉強をしていないとなかなかテスト前だけの対策では理解する事が難しいこともあります。
加えて科目数も増えますので効率よく対策する必要があります。
そのため数学と英語に重点をおいて学習を進めましょう。
数学と英語は積み上げが大事な科目なので、一度つまづいてしまうとなかなか巻き返す事が難しい科目です。一方で理科や社会は単元が明確に分かれているので絞って学習をすれば比較的対策できる科目です。
まずは数学英語から!を意識してください。
中学1年生のつまづきやすい単元
「正負の数の四則計算」
まず入学後始めの課題はマイナスの概念が理解できるかどうか?になります。
(−2)+(−3)や(−2)―(−3)というように数直線をイメージできるかどうかが課題になります。
また、分数や小数が入ってくるとさらに難しくなります。
小数と分数の計算はしっかりできるように復習しておきましょう。
「文字式と方程式」
まずなんと言っても抽象的なアルファベットに置き換えると言うことをするので式がイメージしづらいのが問題です。
また、利用においては文章を読み取ってから文字を使って式を立てる事は非常に悩む生徒が多いです。
文字式と方程式の違いも含めきちんと勉強する事が大事な単元です。
「空間図形」
体積と表面積の求め方を学びます。
特に円錐に関してはおうぎ形の公式を使うことになります。
空間的な把握力を必要とする分野ですので得意不得意が非常に分かれやすい単元です。
中学2年生のつまづきやすい単元
「連立方程式と一次関数」
2年生の連立方程式では2つの文字を使う計算方式を学びます。
文章題に関しては方程式同様苦手な生徒が多い印象です。
また、1次関数は連立方程式との連動や変化の割合や切片など式を具体的にグラフにしたりグラフから読み取る事が必要になってきます。
また図形とも絡めた出題が多いため基礎知識をきちんと理解している事が求められます。
「平行と合同」
この分野では特に合同の証明を書くことにつまづく生徒が多いです。
合同の証明はただ覚えるだけでなく自分で解答を説明しなければいけません。
ある程度テンプレートはあるものの文章力が必要になってきます。
「確率」
少なくとも1つや選ぶと並べるの違いなど複雑な言葉のニュアンスが登場するのが確率です。
しっかりと文章を理解できないと何を言っているのかがわからなくなる単元です。
ただ、比較的入試では点数が取りやすい単元ですので、しっかりなれる事で得点アップにつながります。
中学3年生のつまづきやすい単元
「平方根」
√を使った計算を学びます。
展開や因数分解なども使ったりするので今まで文字で慣れていたところにいきなり数字の新しい概念が追加されるので混乱する生徒は多いです。
「二次方程式」
展開・因数分解の公式が覚えていないと解く事ができません。
解の公式は覚えてしまえば使い勝手が良いですが、やはり覚えるまでは大変です。
ただ今後高校へ行っても非常に大事な単元になりますのでしっかりと復習しておきましょう。
「相似な図形」
相似は証明も難しいですが空間図形、平面図形などにも頻出される問題の単元です。
比を使った計算や解釈が必要になるので扱う図形も複雑になることから非常に難しい単元です。
予習ベースで学習をすすめよう!
中学数学は進む単元が非常に明確です。
市販の教科書ワークや教科書ガイドなどを使用し、予習ベースで進める事が大切です。
家で予習し学校の授業で復習をするぐらいの方が繰り返し思い返すことにもなり非常に効率よく学習を進める事ができます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!