京の算数学問題#584
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
もうすぐ学年末テストですね!
特に中学生は内申点が入試に大きく影響を及ぼしますので手を抜くことができません。
ただ、一生懸命に頑張っているのに
「テストになると頭が真っ白になる」
「家でやったら解けたのに」なんてことありませんか?
今日はテストの緊張の対処法を書いていきます。
なぜテストになると頭が真っ白になるの?
テストになるとさまざまなプレッシャーを感じます。
例えば点数が取れなかったらどうしよう、解けない問題が出たらどうしよう、お母さんに怒られるなど
お子さんは自分自身で大きなプレッシャーをかけている事が多いです。
そのプレッシャーが脳を働きにくくします。
脳が働かなくなった結果真っ白になります。
しかもこのプレッシャーは自覚できているとは限らないから厄介なんです。
大切なのは今何に対してプレッシャーを感じているのか?
もしもプレッシャーを感じているとしたら何に対してだろうか?
考えてみましょう。
原因を意識下にもってこずして、闇雲に対処法を試してもうまくはいきません。
テスト緊張の対処法
まずは何にプレッシャーを感じているのか?を明確にしましょう。
「テストに対してどんな感情があるのか?」を聞きます。
仮に「なんもおもわない」「わからない」と言われた場合は「仮に感じているとしたら?」という問いかけがベストです。
次に出てきたワードに対して対処法をうっていきます。
対処法は主に2つに分けられます。
1つめはそうならないためにどうしたらいいのか?
予防という観点です。
例えば解けない問題が出たらどうしようというプレッシャーがある場合、全て解こうとしている考えが根底にはあります。なのであらかじめ捨てていい問題があるよというところやこの単元はあえてあきらめようと戦略を立てわからない問題が出た場合のパニックを予防をします。
2つ目はそうなった時どうするか?という対処法を考えます。
例えば先ほどの例で、もしわからない問題が出てしまったら準備しておいた捨てるというのを試します。ただ、捨てた単元の問題が多く出てしまう場合もあります。そんな時はしょうがないので解けそうな問題を確実に解くという方針に切り替えよう。
次のテストで挽回すればいいから。
というように予防と対処という2軸で考えていくと真っ白になるのを少しマシにすることができます。
大事なのは少しマシになることです。
その積み重ねで良くなっていくのですが、中には一回で良くなると思っている方もおられます。そうなると良くなる兆しを掴めず自分で自分の首を絞めてしまう可能性もあります。
少し良くなるというイメージを持ちましょう。
テスト前にやるべきリラックス方法
テスト前には緊張するものですが、しっかり朝の準備がメンタル維持には大切です。
しっかり朝ごはんを食べたり、少し歩いたり、ホットアイマスクをしても良いです。
身体の血流を良くし代謝を上げることでしっかりとした意識でテストに臨めます。
また、普段のルーティンを変えないことも大切です。
テスト前になると急に生活リズムを変える方もおられますが、平常心にできるだけ近づけるにはテスト前だからといって特別なことをするとよりテストがプレッシャーになります。
いつもどおりがポイントです。
「でも不安なんですが、、、」
とはいえ不安なんです。
すごく気持ちはわかります。
私も学生の時はテストのたびに腹痛で冷や汗をかきながら解いていました。
いろんな対処法を試しましたがやはり不安でした。
ですが少しずつ改善していきました。
私の場合一番のプレッシャーは「周囲の人より劣ること」という劣等感でした。
学生のうちは優劣がつくのはほとんど部活か成績ですからね^^;
ただ自分にも得意なところはあるぞという事に気づいたのが数学の関数の単元でした。
自覚が出始めてからはテスト中の緊張も無くなってきました。
このように不安な気持ちは持ち続けても行動をやめなかったりよくなろうと思い続ければふとした時に兆しが現れるものなんです。
メンタルケアは一朝一夕にはいきませんが、コツコツできればかならず良くなっていきます。肩の力を抜いて気長に変化をたのしみましょう。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!