こどものうっかりミスが多いと感じた時に読むブログ 京の算数学#583

京の算数学問題#583

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

「うちの子うっかりミスが多いなあ」

「100点取れていたのにもったいない〜」

今日はケアレスミス、うっかりミスのよくある原因をケース別に解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

ミスが増えるNG声かけ「落ち着いてやれば〜」

ケアレスミスやうっかりミスの原因は何かと聞かれれば多くの方は「せっかちである」と答えられると思います。

ですから「落ち着いてやればできる」とアプローチをします。

ただ、多くの子どもたちは焦っている事をコントロールできずにいます。

なので「わかってるけれどできないんだよ!」と逆効果を生むのです。

そもそもの焦る原因を探ることがうっかりミスを減らす1つの手段です。

例えば「時間内に解かなければというプレッシャー」を感じているのか?

「点数を取らないと怒られるから」という恐怖感なのか?など

子どもの試験中の気持ちの変化を聞いてあげましょう。

よくあるうっかりミス5パターン

経験則ですが私が見ている中でよくあるうっかりミスのパターンがあります。

「頭では答えがわかっているのに目に入った違う数字を書いてしまう」

最近このパターンが非常に多いように感じています。

答えは4だ!とわかっているのに隣に書いてあった3を解答に書いてしまった。

問題を解いている時にスピードに乗って来たときや、疲れが出てくる終盤によく現れるミスです。対処法としては必ず見直しをすること。解答を書いた後式と回答があっているか?検算をすると良いです。

「目の問題」

例えば乱視であれば数字が二重に見えるため、隣の数字との距離が近ければ見間違えが増えてしまいます。

また、眼球運動がスムーズでないと見たい数字と違う数字を見ていたりすることもあります。目の問題は視力や乱視以外はわかりにくいので、できるだけ早く目のストレッチを取り入れてみましょう。

目のストレッチは別記事でも書いておりますのでそちらを参照ください。

また、文章や式を指でなぞることも有効です。

「プレッシャーを過剰に感じやすい」

テストになるとお腹が痛くなったり、プレッシャーを感じるあまり、肩に力が入ったりなど、プレッシャーが過度にかかると眼球運動も悪くなり、頭の回転も遅くなります。

プレッシャーを感じやすい子どもは怖がりだったり、先を見据えて不安になる傾向があります。そんな時はいっそ「うっかりミスはしょうがないよ〜」ぐらいにハードルを下げてみましょう。

「気が散ってしまい違う問題を読んでいる」

特にテスト中は時間に気を取られやすくなります。

今解いている問題を解きながら先の問題を読んでいるパターンも多いです。

それゆえ頭のなかが混乱しうっかりミスが増えてしまいます。

対処法はテストに取り組む前にマイルールを決めておくこと。

例えば「解答を書き終わってから次の問題を読む」など毎回ルールを決めておきましょう。

「そもそも理解できていない」

意外に多いうっかりミスの原因は公式や定理がうろ覚えだったり、マイナス×マイナスがプラスになるなどが腑に落ちていなかったりすると本人はうっかりミスとフィードバックしていますが実は理解していないことが原因であったということができます。

この場合必要なのは復習です。

うっかりミスを減らすには?

よくある5つのパターンを試してみましょう。

うっかりミスを減らす目的は点数アップだと思います。

あまり細かいところを言い過ぎるとアドバイスだったとしても子どもにとっては辛いものです。

まずはできることから始めてみましょう。

大事なのは毎日コツコツです^^

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#583

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