京の算数学問題#576
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「強い子どもに育ってほしい」
「落ち込んでいるのを見たくない」
子育てにおいて、子どもが落ち込んでいるのを見るのは辛いもの。
立ち直ることが大切だとわかっていながらついつい手出しをしてしまう。
ですが、「レジリエンス」という言葉を知っていますか?
今日はそんなお話。
レジリエンスってなに??
レジリエンスとは回復力や弾性力を意味する英単語です。
レジリエンスが備わっている人は困難が訪れたり落ち込んだりしても立ち直ることができます。
いわゆる心の回復力や心のしなやかさをレジリエンスと言います。
レジリエンスが備わるとどうなるの?
逆境に陥ってもうまく乗り越えることができたり、
臨機応変に気持ちを切り替えたり、周囲の人と友好関係を気付けたりします。
また、自分に適度な自信を持ち自分にも周囲にも優しく接することのできる人がレジリエンとな人の特徴でもあります。
子どものレジリエンスの育み方
いくら子どもに「辛い思いをしないでほしい」と思っても避けて通れないのが人生です。
困難に遭わないようにすることも大切ですが、もし困難に陥った時立ち直るための能力も育んでおかないといけません。
実は子どものレジリエンスは関わり方1つで大きく成長します。
例えば、友達にいじわるをされた場合。「もうそんな子と遊ばんとき!」なんて言ってはいけません。子どもからすれば話を聞いてほしかっただけなのに否定をされたと感じてしまいます。まずは「そうか、そうか」と相槌を打ち共感する態度を示すことが大切です。
また、「どうせやってもできないし」という子どもの言葉に「やってみないとわからないじゃん!」はダメです。その前に「そうか、頑張ってるのにね、なんでそう思うの?」というように共感と相手の話を聞く姿勢を見せましょう。
話を聞いてもらうと不思議と安心感が増し話しているうちに自分で解決することだってあります。
対処法を教えることも大切
だれでもいきなり声かけだけでできれば苦労しません。
対処法を教えることも大切なレジリエンスの育て方です。
例えば、学校で辛いことがあればまず〇〇先生に相談しよう。
友達から嫌なことを言われたら、帰ってきて愚痴聞くよなど
子どもに道筋を示してあげると良いです。
ただし、子どもを強制してはいけません。
あくまで対処法は道筋を教えるだけなんです。
子どもの自分で選ぶという経験がレジリエンスを育てます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!