京の算数学問題#572
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
当学習塾は自律学習という形態をとっています。
もちろんわからないところを指導はしますが、「指導しすぎないように」注意をしています。
というのも永遠に私が生徒を見続けることはできません。
生徒も卒業していきますし、大人になっていきます。
そんな時最後は「自分で勉強しよう」と思い努力をしないと行けない場面が必ずきます。
そこで努力ができる基礎づくりを行っているのですが、やはりどうしても「勉強は嫌だ!」「めんどくさい!」「やりたくない!」という意見を聞くのが塾という職業の勤めでもあります。
今日は勉強ってそもそもなぜ疲れるのか?にフォーカスし対処法を考えていきたいと思います。
最大の原因は「脳疲労」
部活動で身体が疲れるのはイメージしやすいと思います。
ですが人は寝ていながらも想いを巡らせるだけで疲れてしまう生き物なのです。
その原因が脳疲労です。
頭をフル回転させるのは運動以上のエネルギーを使う場合もあり脳がエネルギー不足を起こすのですぐに疲れてしまうのです。
例えば、字がうまく書けない生徒がいました。先生からは綺麗に書け!と言われます。
そうするとその子は「綺麗に書く」「問題を解く」「覚える」「説明を聞く」といういきなりフルスロットルで脳内を回転させるわけです。
それゆえすぐガス欠を起こし、集中が切れてしまうのです。
これが勉強疲れの主な理由です。
やる気が起きない負のループ
また、この脳疲労問題は負のループを引き起こします。
やろうやろうと思いながら頭では「やっていない自分」「やらないといけないという使命感」とで想いを巡らせます。
そうしているうちに脳のエネルギーがつき疲れてしまいやらなくなります。
やらなければ成果には表れませんので、結果がでない。
そしてまた悩むという状況です。
できないを断ち切る「あえて何もしない」
この負のループを脱するにはあえて何もしないことも有効です。
休養日を設定するというものです。
「やろうと思ったけれどやれなかった」という失敗体験をリセットするのです。
環境を整えるのも一つ
また、塾の自習を活用したり学校の図書館に行くなど、環境を変えることも大切です。
私が学生の頃は家が1番集中できたのであまり自習には行かずに勉強するものだけを机に出し終わってから晩御飯を食べるなどマイルールを作りそれがうまくいきました。
タイプは人それぞれなので自分に合った環境を探すのも大切な対処法です。
また、ナッツやビターチョコレートなども脳疲労には有効です。
ブドウ糖をエネルギー源としていますので、大量ではなく定期的に少しの量を接種しましょう。
自分のことは自分が良く知っている
先ほどの負のループが長期化してしまうのは自分の気持ちに蓋をしていることが多い原因です。例えば、「勉強は嫌いじゃないんだけど、、、」と本当は嫌なのに隠していたり、やっている気になっているが本当はやっていなかったり。
できないことややらないことは別に悪いことでもなければ恥ずかしいことでもありません。
出来ない事がわかって初めて今の状況を打破できます。
ただ、この苦手なことを認めるというのは相当難しい事であるということはご理解いただけたらと思います。
苦手を認めるためには少しの自信が必要だからです。
まずは自分自身の良いところを探してみましょう。
人と比べるのではなく、計算は図形よりもまだ得意だな〜、数学嫌いだけど古典はできるな〜ぐらいで良いのです。
ハードルを少し下げて1歩ずつ進んでいけば脱勉強嫌いです!^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!