京の算数学問題#558
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
受験日が近づいてきました。
当学習塾の生徒も今週は私立中学の受験がありますし、来週は共通テストがありと緊張ムードが漂っています。
受験といえば私も思い出すのですが、当日お腹が痛くなったり冷や汗が出たりとプレッシャーに押しつぶされそうになりながら受験を迎えていました。
そんな中で私自身心理学の専門家でもあります。
今日は塾生にも伝えている受験のプレッシャーへの対処法をお伝えしていきます。
【予行練習をしよう!】事前の対処法として
まず事前の対策としてシュミレーションをすることをおすすめします。
例えば、試験時間40分でタイマーを設定し当日の試験日程に合わせて過去問を解くことや、模試慣れをしておくなどテストと同じ緊張に慣れておくことも大切です。
特に五ツ木・駸々堂模試では特別回として、志望校で模試が受けられるような時間もありますのでぜひ活用しましょう。
捨てる思考を持とう!
勉強はやればやるほど不安になっていくものです。なぜなら知識が増えることによって受験当日のイメージができるようになるからです。
知識がつくとは自分のたりている部分とたりていない部分を両方知ることにあります。つまり「ここできていないけど大丈夫かな」という不安感がプレッシャーになります。
その不安感は勉強をしてきたからこその不安感ですので大丈夫です。
全て完璧に受験を迎えることはできません。
むしろ不安があるからこそ当日慎重に問題を解くことができます。
入試問題には捨て問が存在しますし、この時期ではある程度頻出単位に絞って確認をしたりする方がよほど効率的ではあります。
完璧主義にならず、捨てる勇気をもちましょう。
うまく行った時とうまく行かなかった時を考えよう
入試のプレッシャーは大半が「落ちたらどうしよう」です。
これは入試だけでなく全てのことに言えるのですが、不安感とは未来からくるものです。
まだ起こっていないから不安なのです。
ですのでうまく行った時のイメージとうまく行かなかった時のイメージをし、うまく行かなかった時はこうしようと行動を心に決めておくことで決意が生まれます。
それがプレッシャーに打ち勝てる人の心理です。
例えば私が高校受験の時、事前に私学を受け合格していたので、志望校であった公立高校に合格できなければ私学へいくと決めていました。なんなら滑り止めの私学受験ですら落ちたら公立を受けもしだめなら通信制へ進学すると決めていました。
脱脳疲労!マインドフルネス
受験期のプレッシャーは脳疲労として蓄積されます。
いろんなイメージが脳を駆け巡りなかなか結果が出ない時期だと、余計に頭はぐるぐるマイナスイメージを考え始めます。
脳疲労が蓄積されると、無気力や倦怠感、記憶力の低下や場合によっては常に眠気に襲われたりします。
なので意図的に脳を休める時間をとりましょう。
「真っ暗な部屋で10分間いる」
「神社など普段は行かない場所へ行き視覚的に刺激を与える」
あるいは、私のように常に脳が働いてしまうタイプの人は
「ランニングをする」
「サウナや温泉へ行く」
など、意図的に脳の機能を低下させる必要があります。
脳が休まると意外にネガティブ思考は消えるものです。
直前の1週間は今まで通りのリズムで生活しよう!
よくありがちなのは直前の1週間は特に気をつけようとするものです。
ここで生活リズムを一気に変えてしまうと脳は余計なプレッシャーを感じることになります。
あくまで今まで通りの生活リズムで受験当日を迎えましょう。
皆様の合格を心より応援しています。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!