京の算数学問題#479
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
最近生徒たちと話をしていると、本当に僕たちのころよりも勉強しやすくなったな〜と感じています。スポーツだって本当に環境が整っています。
そこで、令和と平成の時代における勉強法にはどんな違いがあるのでしょうか?
私なりの意見まとめてみました。
ITの進化とデジタル教育
平成から令和時代への最大の変化はICT教育です。
オンライン教育プラットフォームや学習アプリが一気に普及しました。
平成時代よりも圧倒的に、勉強資料や教材へのアクセスが容易になった事で、いつでもどこでもスマホ1台あれば勉強ができ、受験必勝法が手に入る時代になりました。
また、コロナウイルスの影響があり、オンライン学習が一気に普及し、オンライン講義やウェビナーを活用することが、あたりまえという時代になっています。
僕が現役の頃(平成時代)は教材を書店で購入し、ネットで調べるよりも学校の先生や学習塾の先生からアドバイスを聞いたりと非常に手間が多かったので今の時代の事を正直羨ましく感じています。
平成時代の勉強法のメリット
ただ、羨ましく思っているものの実は今の受験勉強においては平成時代の勉強法とそんなに変わっていないんです。
もちろんデジタルツールは加わりましたが、テキストの使い方や、合格への王道ルートなど実は平成と同じなのです。
平成時代のメリットとしては「自分で探す手間がかかった」ということです。
一見デメリットのように聞こえますが、自分で探しているうちに語彙が増え、必要な情報にプラスアルファ得ることができます。
また、調べ学習というのは学習の定着においてもっとも定着しやすい方法です。
大切なのは情報に受け身にならないこと:
SNSの発達により世界中の人と気軽に交流ができるようになりました。
ただ、令和時代の子どもたちが置かれている環境は、あまりにも情報が多すぎます。
調べ学習も容易です。
知らず知らずのうちに情報に対し受け身になってしまっていることが多いように思います。
Google検索にもコツがあるのですが、例えば、〇〇大学の過去問を調べてきてね。
と言うと「〇〇大学」とだけ調べて過去問が見つかりませんでしたという生徒は大勢います。
自分が欲しい情報に対してどうやったら辿り着けるか?
辿り着くために重要なキーワードはなにか?
その情報には信憑性があるのか?
など考える必要はあります。
情報に受け身にならずに自分から情報を取りに行くことが令和の勉強法の課題ですね。
まとめ
まとめると令和時代はデジタル化と情報の急速な発展が特徴で、それに伴い勉強法も大きく変化しました。いつどこでも情報が得れる時代になったことで学習方法に大きな変化が生じています。ただ、うまくデジタルツールを活用するためには、情報を自ら取りに行くことが大切です。
令和の特徴と平成の特徴どちらもメリットデメリットはありますが、それぞれのいいところを使ってうまく勉強を進めていきたいですね^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!