京の算数学問題#475
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
2025年度大学共通テストから新たな科目が追加されることをご存知でしょうか?
実はこれは受験生にとっては大きな変化です。
今日は共通テストについて少し触れたいと思います。
共通テストってなに?
大学入学共通テストとは各大学が大学入試センターと共同で実施する試験です。
主に国公立大学の1次試験的な立ち位置になっています。
元々はセンター試験という名前で実施されていたのが、2021年1月より共通テストと名称を変えより、思考力を問う問題へと変更されました。
なおマークシート形式の試験です。
2025年に共通テストが変わる?!
2025年の共通テストより新たな科目「情報」が追加されると発表がありました。
情報化社会に伴い小学校から中学校でのプログラミング教育の必修化やICT教育の導入が進む中ついに高校生も新学習指導要領になり情報Iが追加されました。
なお経過措置として、履修していない浪人生は旧情報に基づく出題となるため別問題を受験することとなる。
新科目「情報」とは?
情報とは主に問題解決をベースとした科目になります。
コンピュータの基本操作だけでなく、情報社会における問題解決やネットワークとデータの活用、プログラミングなど従来よりも専門性が高くなっています。
より専門的なという点では小学校からのプログラミング教育との連動性がカギになると言えるでしょう。
対策はどうしたらいいの?
現座大学入試センターでは情報の試作問題が出題されています。
SNSの利用やWEBサイトなど日常生活に関わる問題から、アルゴリズムやプログラミング基礎、二次元コードや知的財産権など、日常と情報の結びつきが大切な学習ポイントとなりそうです。
ただ共通テストは学校の授業の内容をもとに作成しているためしっかりと高校の授業で情報を受けていれば対応ができるとの見解が公表されています。
受験対策用の参考書も来年度から徐々に発売されることも予想されますので従来の受験対策となんら変わりはなさそうです。
テストはペーパーテストなのでプログラミングを学べばOKというより基礎知識が重要な要素ですので私としては参考書による自宅学習をお勧めします。
また、最近では情報専門の学習塾も新たにできているのでそちらを利用するのもアリかと思います。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!