京の算数学問題#452
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
集中力ってどうやったらつくの?!
うちの子落ち着きがないんです!
塾をやっていると必ずと言っていいほどこのお話をお聞きします。
では実際集中力とはなんでしょう?そして、集中力がある子どもさんはどんな特徴があるのでしょうか?
今日はお話ししていきたいと思います。
好きなことには集中できるの仕組み
「好きなことには集中できるが勉強には集中できない」
実は脳にはおもしろい仕組みがあります。
それは自分の好きなことをやろうとする時、ドーパミンという物質を分泌します。
ドーパミンは快楽物質と呼ばれておりこのドーパミンが集中力を促進させます。
褒められた時に嬉しい!と高揚感を覚えるのがドーパミンの効果です。
つまり、好きなことにはドーパミンが分泌されやすくなるので気分が良くなり集中力が高まるというメカニズムです。
この好きなことには集中できるの対処法については後日のブログでまとめたいと思います^^
集中力があるってどういうこと?
集中力は1つの事柄に継続的に取り組むことを指します。
1つの事柄に取り組み続けるためには、まずしっかりと対象物を見る物理的な集中と気持ちも向いている心理的な集中が必要になります。
集中力がある子どもの特徴5選
自己分析ができている
集中力が高い生徒は自己分析ができている場合が多いです。
自分は朝よりも夜の方が集中できる。
数学は好きだからやる気が上がるので先に苦手な英語をやろう。など
自己分析ができていれば集中しやすい環境やスケジュールを自分で作り出すことが可能です。
眼球の動きが柔らかい
人差し指の先を見ながらゆっくりと円を書くように動かしてみましょう。
また、顔に近づけてみましょう。
その際首が動いたり眼だけで追うことができていないと目が硬い証拠です。
眼球運動と脳の機能は相関があるとされており人は集中すると寄り目になる傾向があるため、寄り目ができない生徒は集中状態になるまでに時間がかかると言われています。
自分の時間を作れている
自分の時間を作れている生徒はしっかりと脳の切り替えができているので、ON OFFの切り替えが上手になってきます。
集中力は常にONの状態だと持続しませんので上手な切り替えが必要になります。
集中力がある友達がいる
実際に集中しなさい!といってもどういう状態が集中なのか?イメージできなければ集中はできません。
集中力がある友達が周りにいるとこれを集中しているっていうんだなと自覚が芽生え始めます。
褒められた経験が多い
褒められるというのは小さな成功体験です。
自分が頑張ったことで褒められた経験を積んでいる生徒は嫌なことでも集中することでできるようになる可能性があることを知っています。
集中が続かない生徒に特徴的な言葉があります。
「やってもできないから」です。
いかに褒められた経験が大切かがわかります。
集中力を高めるには休憩の入れ方が大切
集中力は睡眠のサイクルと似ているともいわれます。
常に深いわけではなく深い集中と浅い集中を繰り返していきます。
つまり持続するには適度な休息が必要です。
ただこのリズムは個人差があります。
まずは30分集中し5分休憩を繰り返してみてください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!