京の算数学問題#451
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
お子様の宿題をまるつけする時、解答に書かれた式が異なっていると正解かどうか迷ってしまいますよね。
本当にこの解き方でいいのだろうか?そんな疑問が湧いてきます。
今日はそんなよくあるお悩みにお答えしていきます。
実際にあった?!掛け算の順番問題
【問題】
みかんを3人の子どもにくばりました。どの子どもも6個ずつもらいました全部で何個くばりましたか?
【解答】
3×6=18 答え18個
実はこの解答が×とされていたことでTwitter上で大きな話題となりました。
これ本当は小学校の指導においてかけ算を教える際、1つ分の数×いくつという指導を行います。
つまり、子どもが6個みかんをもっており、3人いるということなので、
6×3=18が正しい式であるというのです。
これに関しては私個人としてはバツじゃなくね?
と思うのですが、指導上仕方ない部分もあるのでしょう。
このような答えはあっているがプロセスが異なるという問題は多く存在します。
大切なのは本人が理解できているか?
例えばこのかけ算の問題でも、たとえ3×6だとしても、
「3人がそれぞれ6個ずつみかんを持っている」という状況がイメージできていれば問題ありません。
ただよくあるのがかけ算の問題をやっているからかければ答えが出てくるという解釈です。
子どもに聞くと「かけざんだから」という解答が返ってきます。
この場合は要注意です。
説明してみて!が大切
本人の答えと問題の解答が異なっている場合は必ず本人に「説明してみてね!」と問いかけてみましょう。
それでおおよその理解度はわかります。
解き方が合っているか?よりもきちんと理解しているか?が大切なのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!