今日の数学問題#397
数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
日本語の文化は非常に面白く、外国の方が日本語を学ぶ際に同じ漢字に複数の読み方があり難しいというお話も耳にします。
例えば、一という感じも「いち」や「ひとつ」と読み方が異なります。
数字に関しても同様で読み方で実は意味の違うものがあるのです。
今日のブログは読み方の不思議についてお話ししていきます。
1日、8日、20日はなんと読む?
そのまま読むと1日(いちにち)、8日(はちにち)、20日(にじゅうにち)ですが、これには日本人にのみ馴染みのある読み方があります。
その読み方にはきちんと意味があるのです。
1日(ついたち)
月の始まりを意味します。月立ち(つきたち)が訛ったものがついたちとなりました。
1日は月の始まりと同じ事です。
8日(ようか)
八をや、日をかと呼んで「やか」と言われていたのが時が経ち「やうか」に変化していき現在では「ようか」になった。
八は訓読みでは「や」と読み日は「か」ですので、日本文化である訓読みで読んだのでしょう。
20日(はつか)
20を「はた」と読み、日を「か」と読み「はたか」が「はつか」になったと言われています。
20歳をはたちといいますよね。
0は「ゼロ」か「れい」か?
0の読み方で
ゼロは外来語で、れいは日本語です。
また、ゼロは全く何もない事を表しますが、れいはわずか、極めて少ない事を表します。
つまり言い換えればわずかにあるのがれいという事です。
例えば降水確率0%はれいパーセントとなります。
これは降水確率の0%は0%〜4%の幅があり、極めて雨が降る確率が0に近い事を表しているからです。
天気予報などでたまにゼロパーセントと読んでいる方がいますが厳密に言えば間違いとなります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!