今日の数学問題#359
数学コラム
最近入試制度が多様化してきましたね^^
元々自由度が高かった大学入試に加え高校入試はある程度同じものだったのですが、最近は少し特殊な選抜方法も増えてきました。
京都府公立高校の入試ではいわゆるスポーツ推薦入試も行われます。
これには学力はある程度しか考慮されません。
ただ私自身塾長として子供達に進路指導をしている立場ですのでこの推薦制度には落とし穴があります。
スポーツ推薦の光と闇
スポーツ推薦というとすごく華やかなイメージがあると思います。
スポーツを一生懸命に頑張ったからこそ掴めた結果です。
誇って良いと思いますし、私としてもぜひ背中を押したいところ。
ただ、入ってからの事を考えるのも私たち進路指導をする人間にとっては大切な事です。
公立高校においてのスポーツ推薦はまず入学先の学校の偏差値帯によっても大きく難易度が変わるように思います。
例えば高偏差値の高校にスポーツ推薦で入学すれば当然学力差を埋める必要がありますので、ある程度考慮されるとはいえ成績不良により部活ができないという事がよくあります。
部活を辞める=学校を辞めないといけないという制度上どうしてもこの勉強は避けて通れない試練です。
学力はどうなるの?
学力に関しては入学した後でももちろん本人の努力次第で埋めることはできます。
ただスポーツ推薦だから勉強しなくて良いと考えている生徒もいるので、私の場合は入学前に試練を与えます。
「入学前に入試問題を解き一般入学同等の点数をとること」
京都の公立高校の入試は終了した後、入試問題が新聞にも公開されます。
そのテストを時間を測り解いてみて目標値に到達しているか?を目標に高校入学までの期間を勉強していきます。
入学するまえの春休みが勝負!
スポーツ推薦は春休みから練習に参加する場合が多いので、春休みからアピールが始まります。春休みにスムーズに練習に移行するためにも受験終了〜卒業までの期間に何としても勉強で必要な範囲は行っておく事が高校の部活でも活躍するポイントだと私は考えます。
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