今日の数学問題#342
数学コラム
1月に入り早くも1週間が経ちました。
そろそろ学年末テストも控え小学校6年生はいよいよ中学生だなと期待に胸を膨らませている事でしょう。
中学に入ると大きく異なるのは生活習慣です。
勉強の難易度も上がり部活動もより競技思考になるため結構ハードなスケジュールをこなしていく必要があります。
そんな中特に心配なのが「部活と勉強の両立」ではないでしょうか?
今日は上手に両立ができている生徒が取り組んでいる内容をもとに中学の部活と勉強の両立のやり方を解説していきます。
「中学の部活と勉強を両立する」の定義を決めておく
まず前提としてそれぞれ思っている両立の定義は全く異なります。
例えば、部活をつづけて勉強は平均点を取れればいいとするのか、部活はレギュラーで成績もオール5を目指すのかでは大きく異なります。
両立ができる生徒は保護者も含めてこの点が明確です。
そして本人の定義と保護者の定義が近しいものであるという事が言えます。
勉強と部活の両立は時間意識が大事
学校の宿題を見ていても良く○ページ〜○ページまでやっておいでねと量で出される事が多いので子どもは知らず知らずのうちに量に意識が行くようになります。
ただ難しいのが量をこなす事に夢中になりすぎて時間管理が蔑ろにされている傾向があります。その場合だらだらとやってしまって余計に悪循環になることも多いです。
中学生からは時間を意識してみてください。
もちろん終わらさないといけないんですが、時間意識があると1つの課題をこなすのにどれぐらいの時間がかかるのか?が明確になってきます。
この積み重ねが先を見通す力を育みます。
やはり勉強と部活の両立ができている生徒は仮に目標にしていた範囲が終わらなくても切り上げて次の科目に写って、後ほど補填するようにしています。
休む事が好循環を生み出す
とはいえいきなりできるわけではありませんし、いくら元気で若いからと言って体力が無尽蔵にあるわけではありません。
当然疲れますし、風邪を引く時だってあります。
まず必要なのは勉強のサイクルを作ることです。
そのためには休みを確保しておかないと持続的に取り組むことは難しいでしょう。
休めているから取り組めるのです。
スケジュールもまずは休みの時間を確保してから勉強のスケジュール組みを行っていきましょう。
実は勉強と部活の両立ができている生徒ほどよく遊んでいます。
1番大事なのは学校の授業
勉強と部活の両立において最も重要なのが学校の授業です。
朝から夕方まで授業が詰まっているわけですから、学校の授業に両立は左右されるという事ができます。
つまり学校の授業中に寝てしまったり、別のことをしていたりするとそれだけで両立からは遠ざかります。
ただ例外的に先生と生徒の相性もありますし、先生のレベルも様々ですのでわからないのに授業に集中するというのはハードルが高いように思います。
その場合はわからないところを印をつけるなどして友達や別の先生に聞くなどして対応しましょう。学校にいる時間を有効活用です!
やはり勉強と部活の両立ができている生徒ほど学校の授業や先生をうまく使っています。
無理する時期は必ずくる
受験という1大イベントがありますので無理をするタイミングは必ずきます。
例えば私も大学受験や高校受験の時は寝る間も惜しんで勉強に励みました。
何度徹夜したことかわかりません^^;
部活動もそうです。野球部だった私も最後の大会は怪我をしてでも出る気でいたので、毎日必死でした。つまり無理をしなくちゃいけない時期に無理ができるようにしっかりと休むサイクルを作ると同時に勉強に対する持久力をつけておく必要があるのです。
勉強と部活の両立ができている生徒ほど見えないところですごい努力をやっています。
勉強と部活の両立で楽しい学生生活を送ろう!
いかがでしたか?
勉強と部活動の両立は中学生では大きな課題ですが、できている生徒もいることを忘れてはいけません。
ただ「学校生活楽しみたくないですか?」
本来両立はなんのために目指すのかというと目一杯学生生活を楽しむためです。
勉強に励み
部活動で汗を流し
友達とコミュニケーションをとり
幸福度を高めるためには手の届きそうな目標に向かって必死に努力することが必要なんです。
本来学校生活はこれが非常に叶いやすい場所であるのです。
どうせなら勉強や部活など両立を難しいと否定的に捉えずに両立を目指していきたいですね^^
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