子どもが最も成長する関わり方とは? 今日の数学#339

今日の数学問題#339

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数学コラム

アイデア数理塾をはじめ教育事業を行っていると多くの生徒さんや保護者の方、指導者とご縁を頂きます。

小さな講演から大きな講演までほぼ毎月動いていますが、その中で良くでる質問が「子どもに成長してほしい」というものです。

成長って難しいですよね。

もっと成績アップしてほしい

落ち着いて授業を受けてほしい

野球でレギュラーをとってほしい

身長が伸びてほしい

人に優しくしてほしい

どれも成長ですよね。

今日は僕なりの子どもが成長する関わり方をお伝えします。

成長の定義を考えよう

成長とはどういう事でしょうか?

辞書で調べると育って成熟する事と出てきます。

ここで大事なのはその子にそれぞれ関わりを持つ大人が育って成熟する(1人立ちするまで)のそれぞれの定義があるという事です。

あなたにとって、育つとは何か?成熟とは何か?

言い換えるとどんな大人になってほしいか?そのためにどう成長してほしいか?

という定義をしっかり明確にしておきましょう。

そしてあくまでその思いはエゴであるという視点も大切です。

「あなたのためを思ってやっているのに!!」となるとしんどいですからね^^;

まずは大人側から意識をする事が大切です。

出来た事を見るトレーニングが必要

常々私も生徒に伝えているのですが、当塾では出来なかったことよりもいかに出来た事を見るか?を大事にしています。

というのも元々人間という生き物は狩猟民族なので自分が出来ない事を改善していかないとすぐに死んでしまう世の中にいたのです。

つまり潜在的にネガティブな部分を探し出す能力に長けていると言えます。

これが動物の生存本能です。

ただ、良いところやできたところを探すのはトレーニングが必要です。

特に今の子ども達は生まれた時から過剰な情報に晒されているので心理学的にも暗示が入りやすく自分がわからないと言った状況を引き起こします。

自己肯定感が下がる前にあるいは下がっている場合、良いとこ探しのトレーニングは必須ですね。

年齢に応じた声掛けを行う

子育て本を読んでいるといろんなメソッドが書かれています。

もちろんどれも有効ですしうまくいく場合も多いでしょう。

ただよく考えてほしいのです全ての子ども達に有効ではありませんよね。

例えば子どもに任せましょう!信頼しましょう!と言っても、小学校低学年と高校生では任せ方が大きく異なります。

まだ小学校低学年の子どもさんは動物脳が優位です。

シンプルな好き嫌いという客観的に見ると自己中的な思考になります。

ですのでこの時代の子ども達に諭すような関わり方や叱り方はわかりにくく指示が入らない事が多いのです。

もちろん考えさせる事は大事なのですが、なぜ悪かったか?を考えさせるよりもこれはいけない事だ!と教える方が良いです。考えさせるのはワクワクしたり楽しい事を中心にします。

大体小学校高学年〜中学3年生あたりから論理的な思考ができるようになってきますので、この年代に関しては諭す事は必要になります。

ある程度子どもに任せてしまおう

子どもが自分で選んだという経験をたくさんしてもらいましょう。

例えばお菓子1つにしてもどっちがいい?とか今日はどっちの道から行く?とか自分で選択する経験をさせてほしいのです。

選択する経験が増えてくると自分ごとに考える事ができるようになってきます。

責任感が生まれ自分の人生を感じれるようになります。

関わるバランスがとても大事!

関わり方は中国古典で言うところの中庸を意識しましょう!

プラスかマイナスか?ではなく0です。

0という数字は調和を意味します。

叱りすぎてもダメだし誉めすぎもダメです。

どっちがダメというよりもやりすぎがダメなのです。

バランスがとても大事なので良い距離感で子育てを楽しみたいですね。

そうすれば子どもの精神的な成長は驚くほど速くなります。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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