今日の数学問題#291
数学コラム
『月刊私塾界 2022年11月号』にアイデア数理塾の活動の一部を掲載いただきました!
月刊私塾界さんは40年以上の歴史のある業界誌です。
さて、今日はこの時期に良く相談が来る「受験やばい、、、」という質問についてです。
冷静に考えれば大丈夫。
きっと未来は切り開けます。
受験やばいの原因
受験やばいという生徒は大きく2つの特徴があります。
1つは自分の実力がわかっていないという事
中学校によっても定期テストの難易度は変わりますので、模試を受けたことがなかったりすると全国的にどの順ににいるのか?が客観視できません。
なので場合により学校のテストが平均点以下だったとしても偏差値50の公立高校へ入学できたりもします。
2つは行きたい学校がないという事
志望校選択で悩む生徒の特徴は行きたい学校が無いという生徒が多いです。
これには「自分が行ける気がしない」という自信の問題と「そもそも高校を知らない」という情報不足の問題があります。
僕個人的には、友達が行くからという理由や制服が可愛いからも立派な志望動機だと思います。
志望校選択を壮大に考えすぎずに冷静に学校見学や合同説明会に参加して情報収集から始めましょう。
成績アップのメカニズム
僕の持論ですが勉強すれば成績が上がるのは嘘です。
ただがむしゃらに量をこなすにしてもキチンと覚える意識を持たないと成績は上がりません。無になって書いているだけでは意味がないのです。
ですから、本人の気持ちが最も大事になってくるのですが、成績は徐々に上がってくる科目と数学や英語のようにいきなり上がる事が多い科目もあります。
ただ勉強するのではなく正しい意識で勉強をすれば絶対成績はあがります。
あとは時期の問題です。
学生生活は時間が限られていますので、その時期までに成果をださねばなりません。
ただ成績の上がるタイミングはその子によって大きく異なります。
実際私の今まで指導してきた生徒の中でも2回の授業後30点以上も成績をアップした人もいれば、1年間伸び悩んでいたのに急に成績が20点も上がった生徒もいます。
じわじわと伸びていき1年かけて微増を繰り返した生徒もいます。
その成績が上がるタイミングが入試前に来るか後にくるか?
なので出来るだけ早くに勉強はとりかかったほうがいいのかな?と思っています。
これは塾に通いましょう!ではなくて家庭学習の時間を確保したり、家庭教師でも近所のお兄さんに聞いてもいいのです。
早めがカギです。
成績がオール2でも大丈夫なのか?
結論から申しますと、学校の選択肢は減りますが、高校進学は可能です。
今多様性が叫ばれる社会において成績を考慮しない入試制度など、かなり選択肢は増えてきています。もちろん内申点が有ったほうが色々選べるのには変わりないのですが、それにしても高校は全国にありますので通信制高校も含めれば、可能性は無限大にあります。
ただ、「楽がしたいから」とか「今のレベルで行けるところへ」という理由で志望校を決めてしまうと、努力するコトをやめてしまう傾向があります。
自分の成績の中で、情報収集し行けるところではなく行きたいところへチャレンジしましょう。
学校選びで学ぶ将来設計の考え方
正直なところ学び直しをすれば何歳からでも再チンジはできます。
例えば中学の3年間オール2だった生徒も高校生でしっかりと勉強に取り組めば巻き返すことは十分に可能です。
ですのでその選択は自分の選択肢を広げる選択か?という基準を常に意識をしてみてください。
もし選択肢が狭まるのであれば検討し直しましょう。
もちろんどうしてもそこへ行きたいという意志があればイバラの道でもGOサインです^^
「想いがないと何も開けない」
最近好きな言葉です^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!