今日の数学問題#286
数学コラム
プロ野球日本シリーズも大詰め。
昨日はオリックスバファローズがヤクルトを下し、日本一に大手をかけました。
対するヤクルトは初戦を勝利したものの、逆に窮地に立たされる結果となりました。
日本シリーズが盛り上がる一方で気になるのが選手の去就について。
プロ野球では毎年この時期になるとドラフトで選手を獲得した分、戦力外通告として来季の構想外の選手を放出していきます。
プロ野球の世界では毎年各球団10人〜15人程度の選手が退団していきます。
そう考えるとかなり入れ替わりが激しく厳しい世界ですね。
そもそも戦力外通告とはなんなのか?
戦力外通告とは、所属選手に対して、来季の戦力構想から外れていることを選手本人に通告することを指します。
戦力外通告は事前通告となるため、基本的には契約期間内であれば試合に出場することも可能です。
また、戦力外通告は通告期間が決まっており、10月1日からクライマックスシリーズ開幕前日までを第1期間とし、クライマックスシリーズ終了翌日から日本シリーズ終了5日後までが第2期間になります。
戦力外、自由契約ってなに?
選手はいずれかの球団に所属していますので、戦力外通告は球団側から提示されます。
一方で、自由契約は選手側の意思決定で、現役続行を希望する場合は自由契約となります。
現役を退く場合を任意引退と言います。
自由契約となった選手は他の球団からのオファーを待つ形になりますが、アピールの場として設けられているのがトライアウトです。
ただ、自由契約には例外もあり、外国人選手などの交渉が難航している場合は自由契約選手とし交渉を続ける場合もあります。
2022年の戦力外通告
2022年も多くのレジェンド選手、功労選手が引退及び戦力外通告を受ける形となりました。
ソフトバンクの松田選手やヤクルトの内川選手、坂口選手、島選手、阪神タイガースの糸井選手、日本ハムの杉谷選手も現役引退を表明しました。
また、戦力外を打診された中には大阪桐蔭の最強世代を牽引した柿木投手や東大出身の宮台投手、守護神として活躍したオリックスの増井投手、巨人の山口投手も来季の構想から外れた。
プロ野球の平均選手寿命は28歳。
本当に厳しい世界だ。
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