今日の数学問題#278
数学コラム
自宅学習時間の使い方で合格率が60%変わる!
受験合格にはいかにおうち時間を使うかです。
私自身教育業界に身を置く中で、特にコロナ禍の学習事情は印象的でした。
コロナ禍の救済制度で救われた生徒たちもいる一方で、今まで塾に頼っていた学習環境が緊急事態宣言等により、ガラッと変わった時期がありました。
今までは授業後に利用できていた自習室が、全く利用できなくなり自宅で誘惑がある中で学習に取り組まざるを得なくなりました。
受験を迎えた生徒たちの勉強法はさまざまでした。
ただ、共通としてうまくいかなかった生徒たちには家庭学習の時間が取れていなかった事が挙げられました。
今日は家庭学習をどうやって取り組めばいいのか?
うまく行った例をもとに解説していきます。
環境を整える
例えば私なんかは、自宅学習の際はリビングでテレビをつけながらやる方が集中できるタイプです。イヤホンをしながらだったり無音の環境になればなるほど、集中力がなくなります。
また、カフェでの勉強も私にとっては非常に苦手でした。
このように、自分のタイプに合った環境づくりをするのが大前提です。
机の上に必要なものだけを出す、わかりやすいように付箋でやることを書き出しできたら減らしていき視覚的に達成感を得るなど、いろんなアプローチ方法があります。
とにかく色々やってみてください。
どれが合うかはやってみないとわかりません。
ですが、ハマると驚くほど集中して成果を出している生徒もいます。
タスクではなく時間で区切る
自宅学習の1番のポイントは時間を区切るという事です。
例えば塾の授業でも学校の授業でも1コマの時間は決まっていますよね。
その中でやることを決め学習を進めていきます。
もし予定していた予定通りに授業が進まなくても、その時間で終了しますよね。
自宅学習も同じです。
タスクに時間を取られていては1日に限られた時間の中でしか行えないのでどんどん学習に遅れが生じてしまいます。
勇気を出して時間がきたので区切るというのも大切なコツなのです。
今まではできなかった生徒が、途中で止めるということを覚えてからは効率良く学習を進め見事第一希望に合格を果たしました。
自宅学習をやる目的を明確にする
自宅学習は何のためにやるのか?を明確にしましょう。
やれと言われたからやった。
とりあえず家で勉強しないといけないから、、
だとなかなか続きません。
勉強をする理由は人それぞれです。
受験に受かるためにやっている生徒も入れば、基礎学力向上のために復習をやっている生徒もいます。
目的が明確であれば満遍なく学習ができますし、自分自身を奮い立たせることも可能です。
やりなさい!では自宅学習はできません。
きちんと意図を明確にした上で取り組みましょう。
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