中学数学 効率の良い復習のやり方3ステップ 今日の数学#205

今日の数学問題#205

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今日の数学コラム

復習しなさい!

よく言われるけどどうしたらいいかわからない。

私も学生時代復習の大事さはわかっていましたがやり方は誰も教えてくれませんでした。

その結果過剰に時間だけが過ぎていって結果的に点数が上がらないスランプ状態に陥った経験もあります。

それもそのはず全部の範囲を片っ端から復習していたのですから、そりゃあ時間も足りません。

今日はそんなお悩みを解消すべく、復習のやり方を3段階に分けてお話ししていこうと思います。

ステップ1 心構え「理解度80%を目指す」

復習は何のためにやるのでしょうか?

頭に定着させるためですよね。分かりやすく言えば覚えたいからです。

そこで100%完璧に理解しようとするのですが、それでは泥沼化しています。

正直、府内トップクラスの進学校を目指す生徒でも常に100点をとっているのはほとんどいない事からも100%の理解度というのはかなりハードルが高い事がわかります。

脳は海馬という部分があります。

海馬は「生きるために必要なことは覚える」という特徴があるので、学校の勉強は本来覚えれないんですよね。覚えるためには量をこなす必要があります。

量をこなすことで海馬が「この知識は生きるために必要だ」と誤解を生むようになるのです。

ですから量をこなすためには理解度を追求し過ぎてもダメなんです。

まずは80%理解できればOKです。

ステップ2 自分の傾向を掴む

できれば模試や、教科書のまとめ問題などを時間を測って解いてみましょう。

それでどこまで答えやヒントを見ずに解けたか?を確認します。

これで得意分野と苦手分野がはっきりするので、方針を立てやすくなります。

成績が圧倒的に悪くても大丈夫です。

今の自分を知るために受けてください。

ステップ3 問題集を3周解く

市販の問題集、出来るだけ問題量が多いものを買って解いていきます。

ステップ2で得点が取れていた範囲は奇数番号だけ解くや応用だけ解くなどでサラッと流し、苦手範囲は基礎問題を徹底してやり込みましょう。

1周目は解いていく際に5分考えてわからなければ解答を見ましょう。わからなかった問題と間違えた問題は問題集の問題番号にチェックをしてください。

2周目は間違えたところだけを解きます。そして同じように5分考えてわからない問題と間違えた問題はチェックをしてください。

3周目は2回間違えたところだけ解いていきます。もちろんそれでも理解出来ないところはあります。ただ、復習の段階ではその問題をスルーしましょう。3回やって解けなければおそらくもっと前につまづきがあります。

そうなると学年を1年戻して間違えた単元に関連しているところをもう一度勉強し直します。ここまでくれば80%くらいは理解出来ているんじゃないかな?と思います。

その上で模試や対策テスト、などでさらに理解度を上げていくのです。

このように復習にはちゃんとしたやり方があり、効率よく学習する事ができます。

ぜひお試しくださいね^^

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の数学 解答#205

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