今日の数学問題#204
今日の数学コラム
皆様、いつもアイデア数理塾の数学ブログをご覧いただきありがとうございます!
今日はご質問のあった「数学検定って受けたほうがいいの?」という質問について僕なりの回答をしていこうと思います!
数学検定とは?
公益財団法人日本数学検定協会が主催する検定試験のこと。
実用数学技能検定(通称:数学検定)
数学検定は僕も高校2年の時に取得をしました。
当時は先生に勧められて取りましたが問題は準1級から急激に難しくなった印象でした。
受けたほうが良いかどうか?
これに関しては何を目的にするのか?に尽きると思います。
選択基準 受験に有利かどうか?
協会HPによると2020年12月時点で入試優遇措置校(大学、専門、高専、高校、中学)は全国で480校以上あるとされています。
例えば公募推薦制度での加点や出願資格の一つとして採用している学校もある一方で、参考にしますと言う表記もあります。
これに関しては英検の重要度には及ばないと言って良いと思います。
ですが、自己PRの際にプラスになるのは事実ですので理系でAOや推薦入学を希望されている場合は準1級を目指しても良いのではないでしょうか?
あくまでご自身の志望校と照らし合わせて考えてみましょう。
選択基準 どこまで数学を重要視するか?
検定試験のメリットは習熟度の確認です。
発表されている範囲から満遍なく出題されるので習熟度確認にはもってこいかと思います。
ただ、理系自体の人数は実際少ないので習熟度確認と言っても模試を受けるのが現状です。
それゆえ塾や一部学校において団体として数検を導入されているところ以外は模試を受ける事が多く、数学好きが受ける検定という印象が非常に強くなってしまっています。
まとめると、、、
個人的には別に受けなくてもいいかな?という印象です。
僕は数学好きでしたし、合格した事が自信にもなったので数検自体は好きなほうなのですが、受験という枠組みだけで考えると優先度は下がってしまうかな〜と思います^^;
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