【大人に役立つ数学】証明問題はプレゼンスキル 今日の数学#129

今日の問題#129

圧力

今日のコラム

突然ですがこの問題を解いてみましょう!

合同の証明

上の図でAC=BD、AD=BCのとき、△ABC≡△BADであることを証明せよ。

解答

△ABCと△BADにおいて

仮定より、AC=BD(①)AD=BC(②)

AB=BCは2つの三角形の共通する辺なので等しい(③)

  • ②③より3つの辺がそれぞれ等しいので、△ABC≡△BAD

この証明問題はこのような手順で解く事ができます。

1 導きたい結果を想定する(ゴール設定する)

2 仮定を書き出す(今持っているリソースを出していく)

3 合同の定理を用いる(既存に証明が済んでいるものの活用)

これ実はプレゼン能力なんです。

社会人になると人に物を伝えるスキルはとても重要です。

僕も何度怒られたことか。。。

独立をしても事業計画や金融機関との取引には必ずといっていいほどこのプレゼンがついてきます。

数学の証明問題の解答のテンプレートはそのままプレゼンでも応用が効きます。

まずゴール設定を行います。このプレゼンで何を得たいのか?を想定します。

その上で今持っているリソースを引き出していきます。

自分はこんな事ができる。今わかっている情報はこれだ。社会情勢はこうなっている。

そして、結果に向かって既存のデータ等を用いて証明を開始します。

自分は何が伝えられるのか?相手は何に力を入れているのか?自分のメリットは?相手のメリットは?社会ん胃与える影響は?今の課題を解決するためにはこのデータから推測するとこうなります。

よってこうだ!

これがプレゼンの構築です。

その分析のツールは世の中にたくさんあります。

統計データもそうですし他社の実績もそうです。

きちんと中学数学やりましょう笑

そうしたら僕みたいに毎日怒られなくてすみます笑

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の解答#129

圧力

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