今日の問題#063
今日のコラム
実は野球選手も学校の勉強は必要なんです!
ここに関しては私もよく質問もされますが、
「マジで適当にしてたら野球やめることになります」
私の57歳の父は、高校時代野球をやってましたので当時の話をよくしてくれますが、野球やりたいですと頭を下げたら高校に入れたとか、中学2年の時から高校が決まってた同級生がいたとか仰天エピソードが飛び交います。
でも今の時代そんなことはほとんどありません。
もちろん一部あるかとは思いますが、大多数は成績悪ければ志望校への進学や進級を諦めないといけない場合があります。
せっかく努力して結果を出して入った高校野球の世界でチャンスを掴む可能性があるのに勉強でチャンスがなくなるのは非常にもったいないと思います。
ただ、どうせやるなら勉強に意味を持たせてやりたいですよね^^
今日は目の動きや脳の仕組みから野球を上手くなるために特にやったほうがいい勉強をお伝えしていきます。
その1 文章題
数学の文章題や、現代文、リーディングなどの長文読解の問題。
まず大前提として今の生活環境は眼を動かす習慣がありません。
スマートフォンやタブレットなどほとんどが画面上での調節で解決しますし、外出の機会も減っているためまずは眼を動かし脳に刺激を与えることが必要です。
眼が動かないのにボールは追えないですからね。
まずは長文を読むときにできるだけ首を動かさずに目だけで追う癖をつけましょう。
これがしんどいと感じるのであれば眼は相当硬いと言えます。
昔テレビで野球未経験の速読の先生が150kmのボールを見事打ったという企画がありました。眼をきちんと動かすことは確実にパフォーマンスアップにつながります。
その2 理科の説明問題、数学の証明
人に説明をするというプロセスは自分の頭の中で実際にイメージをして文章化する必要があります。このイメージを文字にするというアウトプットのトレーニングには理数が最適だと言えます。イメージを具現化することでコミュニケーション力が上がるので、チーム内での伝達やプレーの質が向上します。
その3 数学 空間図形、古文、社会
数学の空間図形は空間認知能力を上げます。
グラウンドを客観視することで具体的なポジショニングや冷静な判断が身に付きます。これができる選手が頭の良い選手です。また、古文は昔の言葉を使った物語です。
言葉の意図を想像しながら頭の中でストーリーをイメージすることはプレーの一連の流れを想定したりイメージしたりする力が身に付きます。
同様に社会の地理や歴史の範囲も同じようなことが言えます。
このように5教科に絞って考えたとしても野球をするために勉強をする意味はたくさん出てくるのです。どうせやるのなら楽しく、かつ意味のある勉強をしたいですよね^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!
今日の解答#063
n角形の対角線は上記の公式で求められます。
n:頂点の数
(n-3):頂点の数から引くことのできる対角線の本数
÷2:かぶっている分
この公式は高校生になっても使うので覚えておこう。