今日の問題#038
今日のコラム
ロッテ佐々木投手 163kmを記録!
ロッテの佐々木投手が練習試合で163kmを記録した。
しかもこの時期の雨の中^^;
高校時代のMAXは163km。これは165km行くんじゃないのか?^^;
とワクワクする反面、故障が心配。
なんとかシーズンを元気に終えてほしいなと思う。
「豪速球投手は故障しやすい」
小学校で120km!とか中学校で145km!と騒がれてた投手が高校に入って突如名前を聞かなくなるなんてことは良くある話。
スピードを追い求める事は良いのだけれど投げ続けることができる土台が無ければ意味がない。野球選手にとって体は資本。
だからこそ土台づくりは重要なんです。
150km投げるためには単純に考えれば150km以上のスピードで腕を振らないといけないわけです。逆に考えれば150km以上の負担が体にはかかるという事。
中学理科では、「作用反作用の法則」というのを習います。
作用反作用の法則は1つの物体がもう1つの物体に力を加えると必ず同時に逆方向の力がかかるというものです。
速いボールを投げるためには速いボールを投げれるだけの力を加えないといけないので、同時に腕にもその衝撃が来ます。
まだ小学生や中学生は体ができていませんので、肘や肩に大きな負担がかかります。
まずは速い球を投げることよりもしっかりと食事、筋トレ、ストレッチなどで土台を作り、正しいフォームが身につけば球速も安定し、長く投げ続けることが出来るようになります。
なので常に全力投球をするのではなく勝負どころで力を入れるために8割ぐらいで投球をするのがおすすめ。
普段の練習から、MAXが120kmならどうやったら8割の力で120kmを投げられるか?を考えて練習すると良いでしょう。
自然とフォームが力感のない滑らかな投球フォームになっていきます。
ちなみにプロ野球球速歴代ランキングは、
166km チアゴ・ビエイラ(2021,巨人)
165km 大谷翔平 (2016,日本ハム)
165km ロベルト・コルニエル(2021,広島)
164km チアゴ・ビエイラ(2020,巨人)
こうやってみると大谷選手の凄さがわかります。
どうせ野球をやるなら長くやりたいですよね^^
きちんと体の理解を深めて、ちゃんとトレーニングすれば長く活躍できます。
ちなみに僕は2020年に緊急事態宣言による自粛明けにいきなり投げて肩を痛めたままはや2年笑
今では後悔しています笑
皆さんも後悔しないようにきちんとトレーニングとストレッチをやりましょう!
今日の解答#038
この図を樹形図と言います。
1回目に表が出た場合、「表→表」と「表→裏」の2パターン、これが1回目裏が出た時も2パターンあるので全部で4通りある。
そのうち、表が2回出るのは、「表→表」の1通りしかないので、4通りの内1通り、つまり4分の1が答え。