スマホが成績を下げる!? 親が知るべき便利なスマホの弊害 京の算数学#831

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

ICT機器の導入で、生活が飛躍的に便利になりました。学校でもデジタル教科書が使われ、私たちの生活に深く入り込んでいます。しかし、便利になった分、影響やリスクも考慮する必要があります。

子どもの近視の深刻化

近年スマートフォン等の普及による弊害として、頻繁に子どもの視力低下が深刻だという記事が良く書かれています。

近視の進行は特にタブレットなどの電子機器を長時間使用することが原因とされています。

特に、タブレットを顔に近づけすぎて使うことが視力に大きな負担をかけているとのこと。

実際、ここ40年ほどで子どもの視力は悪化し続けており、小学生でも「目が疲れた」と感じる子どもが増えていることに驚きました。

またスマホ斜視と呼ばれるスマホの過剰使用による目の病気が原因で眼科を訪れるお子さんも増えているとの事です。

ICT機器との付き合い方がカギ

私は塾だけでなく、子どもの発達トレーニングも行っているため、ICT機器の使い方や疲れに関する問い合わせが増えているのを感じています。

デジタル教科書やスマホの使用は否定していませんし、私自身も便利に活用しています。

しかし、これらの機器とどう向き合うか、そしてリスクを理解することが大切です。

特に、ICT機器の使用とメンタルの関連について見ていく必要があります。

たとえば、スマホを使用する際、目は下向きになることが多いです。

心理学では、落ち込んだりネガティブな気持ちのとき、目線が下がるということが知られています。

スマホ使用中も、ずっと下を向いていることが多く、これがメンタルにも影響を及ぼしている可能性があります。

また、目の動きが悪くなる事で上手に文章を読めない、綺麗な字が書けない、疲れやすいといったことから子どもたちのできないことが増えている実態もあります。

目の動きがメンタルに与える影響

「昨日の夜何を食べましたか?」と聞かれると、私たちの目は自然に動くことがあります。目の動きと脳の使い方は密接に連動していると言われています。

スマホを長時間使用すると、目が動かない状態が続き、結果的に脳の一部が使われにくくなるというリスクが考えられます。

さらに、目の位置や動きがメンタルにも影響を与えることがあります。

例えば、上を向くとポジティブな感情が湧きやすいのに対し、下を向いていると落ち込んだ気分になりやすいのです。

しかし、最近の子どもたちは「上を向いて」と言っても、なかなかうまくできない場合が多いです。

これは、スマホなどの影響で目の筋肉が硬くなり、上を向く筋力が弱くなっているためです。

目と脳の体操でメンタルを強化

私たちの塾では、授業前に「ブレインアクションメソッド」という眼と脳の体操を取り入れています。

これによって、目の筋力や柔軟性を鍛え、結果的にメンタルの強化を目指しています。目の位置が落ち込んだ状態にあると、脳がそれを感知し、錯覚を起こしてしまい、メンタルが弱くなることがあるため、この体操はとても重要です。

成果はすぐに現れるわけではありませんが、毎日コツコツと続けることで変化が現れます。ICT機器を賢く活用しつつ、子どもたちの健康管理も大切にしましょう。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#831

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