京の算数学問題#737
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「数学って何のために勉強するの?」
「数学は難しいから嫌いだ」
学習塾を経営していると必ずといっていいほど言われるこの質問。
確かに数学は難しいです。
だけども私は学生時代なぜか数学だけは好きな科目でした。
それもあってか、大人になってから数学やっててよかったな〜と思う場面が多くありました。今日は私なりの「数学やっててよかったな」というお話。
計算で頭の回転が速くなった
私が数学をやっていて感じた良かった事その1は、頭の回転が速くなったことです。
小学生の計算よりも中学に入ってからの文字を使った式や方程式の演習を重ねて身についた頭の回転はビジネスの面でも役に立っていると感じます。
特殊かもしれませんが小学生の数字だけの計算よりも中学生の文字式の計算の時の方が暗算していた記憶があります^^;
論理的な考え方が身についた
数学では問題の答えに辿り着くプロセスを段階的に考えます。
まずは解答の予測をします。大体こんな答えだろうな〜という推測のもとどうやって解くのか?というプロセスを今持っている知識を組み合わせていきます。
覚えて終わりではなく頭の中の知識を整理する習慣がついたのも間違えなく数学の効果だと感じています。
多角的な視点が身についた
数学では1つの問題をいろんな解き方で解いていきます。
例えばおなじ直線を求める問題でも中学生ではy=ax+bから求めていくのに対し、高校数学ではy-y1=y2-y1/x2-x1(x-x1)という公式に当てはめて解くようになります。
この公式のベースは、y=ax+bなのですが、ただ公式を覚えるだけだと面白みが半減します。
公式の成り立ちから、いろんな解き方に派生していけるのです。
数学でいう応用力を鍛える理由はここにあると感じています。
嫌な数学も割と自分のためになる
ざっくりと私なりの数学を学んで良かった事を書きましたが、結局数学ができるできないという観点だけで見ると、点数や偏差値に気を取られてしまいます。
もちろん大切ですが、それよりも数学ってどういうものなのか?という趣旨が大切だと私は考えています。
テストでは取れてるからまあいいやでは、学んだ知識はその場で終わってしまいます。
どういう意味があるのか?を考え使える知識にしないと学んだ意味がないと考えるからです。それができるようになるのが中学生〜高校生です。
論理的な考えができるようになってくるとこの発想もできるようになってきます。
数学に限らず学問はまず興味からが大切です。
当塾ではそういった小話を大切にしています。
楽しく数学を学びたい方はぜひご連絡くださいね。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!