京の算数学問題#506
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「数学が苦手です、、、」
「数学ができなすぎて辛いです、、、」
「がんばっているのに点数が上がらない、、、」
今まで多くの生徒たちと関わる中で見えてきたこの課題の解決法。
もしかすると意外なところに落とし穴があるかもしれません。
今日のブログは数学アレルギーの生徒がよく陥る負のスパイラルをまとめています。
実は意外と簡単な方法で脱却できます。
数学アレルギーの根は意外に浅い
「本当に数学が苦手!」
私は通称数学アレルギーと呼んでいます。
数字を見るだけで嫌だと。
数学の授業が頭に入らないと。
でも考えてみてください。
嫌いな食べ物って食べようと思いますか?
私は英語が大嫌いです。
でも受験で必要だったので勉強しました。
ここが重要でまず大事なのは嫌いでやりたくないという感情が自分にあることを認めることです。次に嫌いを好きにしようとしないことです。
嫌いの反対は好きではありません。
嫌いの反対は好きと同様「無関心」なのです。
ベクトルを真逆に設定しようとおもうからしんどいのです。少し方向性をずらすイメージが大切です。
その1つが妥協するということなんです。
プライドが邪魔をしている可能性あり!
よく「数学が苦手なんです!」という生徒がいます。
もちろんタイプにもよるのですが、数学のことを嫌いだと思っていると言うことをオブラートに包み苦手だと表現している生徒もいます。
素直に嫌なら嫌でいいのです。
それそのものは悪いことではありません。
まずは現在地を自覚するためにも、嫌いなの?どのへんが?と問いかけてみましょう。
たいていはできないから面白くないに集約されると思います。
でもそれでいいのです。まずそこから始めましょう。
数学好きは意外なところから
逆に数学好きはなぜ好きなんでしょうか?
私も聞かれたことがあるのですが、きっかけは些細なことでした。
父親が商業高校出身で昔から計算が速く幼稚園や小学生で1桁の足し算など行った際に母からは「あんたはお父さんに似て計算とくいやな〜」と言われたことがきっかけのように思います。
褒められたかったので算数だけは勉強していました。
勉強すればそこそこ点数が取れます。今のように学校のテストも難しくなかったですし^^;
成功体験を積み数学が好きだと自覚しました。
結構幼少期の親の言葉というのは大人になっても覚えているもので、数学好きは些細な一言から始まったのでした。
つまづいているのは小学生から
では数学アレルギーの場合どこから復習すべきでしょうか?
実は小学生からつまづいている事が非常に多いのです。
特に分数、少数、割合、速さです。
そこを飛ばしていきなり文字式や方程式をやるとそりゃあ苦労します。
もちろん受験まで日数は限られてしまいますが、意を決して小学生の範囲からやり直しましょう!
プライドがあるのは重々承知です。
私も英語に関しては中学3年の受験時にあまりにもできなさすぎてI amやthis isからやり直しました。
覚えようとしても覚えられない原因
覚えようとしても覚えられない原因はキャパシティーオーバーにあります。
1度に100個の単語を覚えなさいと言われても当然覚えられません。
特に数学はさまざまな定理の組み合わせで成り立っています。
解答方法には共通の流れがあるのです。
例えば連立方程式の文章題なら、まず求めたいものをx,yとおき、文章の中で2つの構文に分け図示しながら2つの二元1次方程式を作り、加減法か代入法で連立方程式を解き、結論を書きます。
このプロセスが見えてこないので、全てまるおぼえになり、同じ連立方程式の問題がまるで全て違う問題のような見え方をしてしまいます。
それでは一瞬でキャパオーバーです。
まずはプロセスを先生の力をかりて箇条書きにしてみましょう。
大事なのはマイルストーンを意識すること
マイルストーンとは中間目標です。
目標を先に設定しすぎると現実味がなくなりなかなか取り掛かる意欲にはなりません。
いわゆる受験直前になって焦り出すアレです。
小さな石(目標)を設定してスモールステップでクリアしていきましょう。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!