今日の問題#021
今日のコラム
今日はちょっと心理学の話を書こうと思います。
私は2019年に独立をしました。
当時は出張カウンセラーとして、不登校児童や発達障害児童のケアやトレーニングを始め、オリンピックに出るようなトップアスリートのメンタル面トレーニングやケアなど多岐に渡り心理学の面で活動をしてきました。
その中には「あまりにも算数だけが苦手で受験指導をしてほしい」というご相談もありました。塾へ行っても家庭教師に来てもらっても全然成績が上がらなかったとの事。
心理学って便利ですごく柔軟性が高い学問になります。
面白いのが、スピリチュアルと言われる神秘性の高い分野や統計、分析学と言われる現実性の高い分野までかなり幅広く網羅しているという事です。
少し難しく書きましたが至ってシンプル。
人の気持ちに寄り添うのが心理学です。
勉強したら成績が落ちる?!
上記のエピソードで初めてその子どもさんとお会いした時、私が感じたことは「勉強しすぎだな」という事でした。
その子はすごく真面目で四角四面な性格をしていました。
なので先生が言う事を徹底的に聞いてしまいます。
結論「勉強やめてみたら?」と言ったら成績が上がったのですが、そこに本人が納得するまでには時間がかかりました^^
人はどんな時に不安を感じたりストレスを感じたりしますか?
思い通りにならなかった時、嫌な事を言われた時、色々あると思います。
ですが根本に何があるかと言うと「わからない」からメンタルは不調になります。
思い通りにならなかった時=どう対処して良いかわからない
嫌な事を言われた時=嫌われたら居場所がなくなるかわからない
などです。
つまり勉強はやらなきゃいけないものだ、とか辛いものだ、とかただ量をやる事だけに意識が集中してしまってしまって本来の目的である「成績を上げる」というところから大きく外れてもはやどうして良いのかわからない状態になります。
そりゃあそうですよね、
先生が良かれと思ってやっているアドバイスもこの生徒の場合はいろんな先生から聞いていて混乱していたんですから。
だからあえて「やめる事」を提案したんです。
もちろん生徒のわからないを解決した上でですよ^^
そうしたら、その子は自分の勉強スタイルを身につけてしっかりと友達と遊んでしっかりと勉強して自立していきました。
受験も見事志望校に合格!
高校に入っても部活をやりながら成績をキープしています。
しかも部活動も全国レベルの運動部です^^
これには驚きましたが、何より生徒本人がめっちゃ頑張ったんだろうな〜と思います^^
大人も子どもも本質は同じ
私は家族という1つの生命体として物事を考えるので、生徒さんだけをみていません。
お家でどんな過ごし方をしているのか?
どんなことが好きなのか?ご家族の印象はどんな様子か?
いわゆる反抗期を迎える生徒を多くみているので家族のお話は生徒の方からしてくれます^^
面談の時や保護者の方からご相談をお受けするときも多々あるのですが、大人でも子どもでも本質は全く一緒です。
結局「わからない」のです。
みんな向かう方向は一緒のはずです。
子どもを幸せにしたいとか、家族仲良く暮らしたいとか、考えていることは他者の幸せを考えています。
ですがわからなくなります。
それはなぜか?
他人は自分じゃないからです。
大抵の場合わからないは意識のベクトルが外へ外へ向いている時に起こります。
なので、その意識を内へ向けてあげると「わからない」は解決します。
もちろん時間がかかる場合が多いですが、腑に落ちると再発もなく対処法がわかるので自分で自分をコントロールできるようになります。
大切なのは自分なのです。
この感覚は私も先生という立場なので特に注意して訓練しています。
お世話になっている先生に指導を仰ぎ、哲学を勉強したり、自然の中に行ったり自分自身と向き合う機会を作っています。
「つかれたら散歩」
これって最強の心理学メソッドかもしれませんね^^
今日の解答#021
今回はこのように分解してみると共通の数字がありません。
この場合は1が最大公約数になります^^