今日の問題#013
赤の部分の角度は何度?
今日のコラム
連日コロナウイルスの最多更新のニュースを見ていて気が滅入ってしまっているじゅくちょーの油谷です^^;
感染に伴う休校、オンライン授業への移行で家庭で過ごす時間がかなり増えて来ています。
私自身、ブレインアクション®️というトレーニングを行なっており2020年の新型コロナ流行における外出自粛の措置の時期には、保護者の方からのご相談がかなり多くあり、子ども達の成長促進や親子コミュニケーションの向上を主とした在宅でできるトレーニングを提供していました。
学習面だけでなくそういった在宅だからこそできるトレーニングを入れることで学習に必要な基礎力を向上することが出来ます。
スマホの使い過ぎが招く集中力低下
以前の記事でタブレットの導入のお話をしていました。
在宅が長ければ必然的にゲームやyoutubeの時間が増えてしまいます。
一度スマートフォンを触ってみると実感できると思うのですが、スマートフォンは眼を動かすことがほとんどありません。ピントを合わせるために画面を動かし、指を使ってズームすることが出来ます。
眼と脳は繋がっているので一番必要な成長期に脳に刺激が行かず集中力の低下や記憶力の低下、イメージ力の低下など様々な悪影響を及ぼします。
実際自粛期間明けの生徒達の眼や体の動きを見ていると本当に動いていません。
(脳と眼の繋がりは「昨日の夜ご飯何食べた?」と質問してみるとわかりやすいです。恐らく眼は思い出すという脳の動きに反応して動くはずです。)
ただ、スマホを批判しているのではなくて、上手く付き合いましょうという意味で私は言っています。
30分やったら30分休憩など、付き合い方は小さい時から学んでいかないと身につくものではありません。
ぜひこの機会に付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか?
室内で低下する思考能力
室内に長くいると一番出てくる問題が視覚機能の低下です。
視覚機能とは視力以外にも、空間認知能力(今いる場所のものの位置や、距離感の把握)や上手く身体を動かせるかどうか(器用不器用)、眼球運動(きちんと眼が動いているか?)などがあります。
例えば学校で板書をするにしても、まず見たいところが見れて、頭の中で文字や図形がきちんと処理が出来て、イメージ通りに指が動いて鉛筆で文字を枠の中に書く。
これだけの動作が必要になって来ます。
枠の中からはみ出るとか、先生の言っていることが理解できないなどは視覚機能に問題がある場合も多いです。
室内では普段過ごす空間が一定であり、距離感もそんなに遠くをみる機会もなければ、眼球運動もほとんどしないので全般的に視覚機能が低下します。
視野も狭くなるため何もないところでつまずいたり、足をぶつけたりすることも増えて来ます。視野が狭まると思考的にも硬くなる傾向もあります。
このように自粛期間は意図的にトレーニングを取り入れないとどうしても悪影響が出てしまいます。もちろん友達と外遊びができればそれに越したことは無いのですが、難しい場合はこれからご紹介するトレーニングをぜひやってみてください!^^
万能なお手玉遊び
トレーニングと言ってますがベースになっているのは昔遊びです。
楽しみながら親子で出来るといいですね^^
ボール2球と紙コップを用意してください。
ボールは100均で売っているような直径10cmくらいのやつです。(野球ボールくらいのサイズ)
- ボールを2球使ってお手玉をします。この時首をできるだけ動かさずにボールを眼で追いかけて見ましょう。首が一緒に動く場合は相当眼が硬いです。
2球をできない場合は1球でも大丈夫です。左回り、右回り両方やってみましょう!
- ペアになって一方がボールを投げもう一方が紙コップでキャッチします。
初めは1球でスタートし、慣れて来たら2球とコップを両手に持ってチャレンジしてみましょう!
- もしカラーボールがあればルールを決めてやってみましょう。
例えば赤は右手でキャッチしてね、青は左手でキャッチしてねなど。
簡単に道具は揃うのでぜひやってみてください^^
1日10分〜20分程度を続けてもらえれば効果は出て来ます^^
今日の解答#013
全く同じ三角形が2つ組み合わさったのが長方形だね!
覚えておこう!