数学コラムの目次
京の算数学問題#1341

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算数学コラム
「筆算の数字がずれて答えが合わない…」
「合ってる日もあるけど、ミスが多い」
「丁寧に書きなさい!って言うとケンカになる」
筆算が崩れる子、実は“字が汚い”とか“ます目が小さい”より、
書き方のルールが定まっていないことが原因のケースが多いです。
筆算は「1マス1数字」+「書く順番」+「見直しの場所」をルール化するのが大切です。
筆算が崩れる子に多い“ルール不足”あるある
当てはまるほど、今日の対策が効果的です。
- 位がそろっていない(十の位と一の位が上下でズレる)
- 繰り上がり(繰り下がり)の数字が行方不明
- 途中で書く場所が足りなくなる(詰め込みすぎ)
- どこから計算するか毎回バラバラ
- 見直しが“答えを見るだけ”
これだけ守れば筆算は整う「3つの基本ルール」
ルール1:1マスに1つだけ(数字も記号も)
- 1マスに「13」みたいに2文字入れない
- 「+」「−」も自分のマスを作る
- 繰り上がりの小さい数字も書く場所を決める
ルール2:位をそろえる(右端=一の位をそろえる)
筆算が崩れる最大原因はここです。
右端の一の位を縦にそろえると、十の位も自然に揃います。
ルール3:書く順番を固定する(毎回同じ)
筆算ができるは、順番が決まっています。
足し算の筆算:書く順番(この型で固定)
例) 38 + 47
① まず位をそろえて書く(右端そろえ)
38
+ 47
② 一の位から計算(右→左)
8+7 = 15
- 5を下に
- 1を上(繰り上がりの場所)に
③ 十の位
(繰り上がり1)+3+4 = 8
完成:
1
38
+ 47
85
繰り上がりの「1」は“十の位の上”に小さく固定
これだけで見失いにくいです。
引き算の筆算:崩れやすい子の直し方(最重要)
例) 52 − 38
① 位をそろえる(右端そろえ)
52
- 38
② 一の位(2−8ができない)→「借りる」
十の位から1を借りて、
- 52 → 4(十) と 12(一) にする
(ここを“書いて見える化”すると安心です)
③ 一の位:12−8 = 4
十の位:4−3 = 1
完成:
4 12
52
- 38
14
借りたあとは“12”をちゃんと書く(頭でやらない)
借りるのが苦手な子は、ここを省略するとできなくなります。
ぐちゃぐちゃ改善に効く「配置テンプレ」
筆算の場所を固定させましょう。
- 一の位:右端から1列目
- 十の位:右端から2列目
- 繰り上がり:十の位の上(さらに上段)
- 引き算の借りた数字:上の段に「小さく」or 十の位を書き直す
おすすめ
- ます目が大きいノート
- または方眼紙(コピーでもOK)
筆算の見直しは「3秒チェック」でOK
筆算の見直し、答えを眺めても意味がないことが多いです。
見る場所はここだけ。
3秒チェック
- 位がそろっている?(右端が揃ってる?)
- 繰り上がり/借りを書き忘れてない?
- 一の位だけ逆算(足し算→引き算、引き算→足し算)
例:38+47=85なら、85−47=38 になる?
これでミスが見つかりやすいです。
よくあるミス別・即効アドバイス
ミス1:十の位と一の位がズレる
→ 右端(1の位)に 縦の線を引いて「ここに合わせる」
(最初だけでOK)
ミス2:繰り上がりの1を忘れる
→ 繰り上がりは “書く場所を固定”
十の位の上に小さく書くルールを徹底
ミス3:引き算の借り方がわからない
→ 「52は 4十と12」みたいに、分解して書く
頭でやらない
親の声かけ
×「ちゃんと書きなさい!」
○「右端そろってる?」
○「繰り上がり(借り)はどこに書くルール?」
○「順番は?(一の位からだね)」
注意より「ルール確認」にすると、ケンカになりにくいです。
まとめ:筆算は“きれいさ”より「ルール」化が大切
- 崩れる原因は、ます目より 書き方の型が決まっていないことが多い
- 1マス1数字/右端そろえ/一の位からを固定
- 繰り上がり・借りは“場所を決めて書く”
- 見直しは3秒チェックで十分
京の算数学 解答#1341




