合格を決めるのは「自宅学習」だった 〜成果を出すための3つの鉄則〜 京の算数学#1104

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算数学コラム

こんにちは。京都市中京区で学習塾を運営している油谷拓哉(ゆたに たくや)です。

受験において塾選びや教材選びも大切ですが、実は合否を左右する最大の要素は「自宅学習の質」です。

特にコロナ禍以降、自習室の利用が制限され、自宅で学ぶ力が試される場面が増えました。
そんな中、家庭学習を味方につけた生徒たちは、見事に第一志望をつかみ取っています

本記事では、合格を引き寄せるための「自宅学習の3つの鉄則」と、実際の成功事例をご紹介します。


1. 自分に合った学習環境を整える

意外と見落とされがちですが、「学習環境」は集中力を大きく左右します。

たとえば…

  • 静かな部屋が合う子もいれば、少し音があった方が集中できる子も
  • 散らかった机では集中できず、片づけから始めた方がいい子も

ある生徒は、机の上には必要なものだけを置き、やるべきタスクを付箋に書いて管理していました。

終わったタスクを1枚ずつ剥がすことで「目に見える達成感」を得て、毎日の勉強が習慣化。

環境は「静かさ」だけではなく、「自分に合っているかどうか」がポイントです。

2. タスクより「時間」で区切る

自宅学習で失敗しがちなのが、「タスクベース」の学習。

「英語の文法を全部終わらせる」などの目標では、時間が足りずに他の教科に手が回らなくなることもあります。

効果的なのは「時間ベース」の管理です。

例)「英語は60分」「数学は30分」など、時間でしっかり区切る。

時間が来たら一旦終了することで、メリハリのある学習が実現できます。

時間管理を取り入れたことで、学習のペースが整い、志望校に合格した生徒もいます。
“どれだけやるか”より、“いつまでやるか”を意識するのが成功のコツです。

3. 目的を明確にする

「なぜこの勉強をしているのか?」
この問いに答えられることが、自宅学習のモチベーションを左右します。

  • 志望校に合格したい
  • 苦手教科を克服したい
  • テストで〇〇点取りたい

目的が明確になると、優先順位が自然と見えてきます。
勉強が「やらされるもの」から「自分で進めるもの」へと変わっていくのです。

やみくもに頑張るのではなく、「この時間は英語の長文読解を強化する」など、目的に基づいた計画を立てましょう。

学習成果をこまめに「見直し・調整」しよう

どれだけ良い計画でも、見直しがなければ継続はできません。

「集中力が続かない」「予定通りに進まない」と感じたら、柔軟に調整することが大切です。

例)
「5時間勉強」→「50分集中+10分休憩」に変更しただけで、集中が続き成績がUPした生徒も。

自宅学習はトライアンドエラーの連続です。
完璧を目指さず、「試して修正する姿勢」が合格への近道です。

まとめ|自宅学習を制する者が受験を制す

成功している受験生の多くは、「家庭での過ごし方」を大切にしています。

ポイントはこの3つ:

  1. 自分に合った環境を整える
  2. タスクよりも時間で管理する
  3. 目的を持って学ぶ

さらに、定期的に成果を見直し、柔軟に調整を重ねることで、自宅学習の質が大きく向上します。

受験本番は、普段の積み重ねの結果です。
今日からできる「環境と習慣」を整えて、第一志望合格をつかみましょう!

以上、京都市中京区のアイデア数理塾・油谷拓哉がお届けしました。
算数好き、あつまれ!

京の算数学 解答#1104

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