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京の算数学問題#1025

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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
学校には「3学期制」と「2学期制」があることをご存じでしょうか?
「結局どっちもそんなに変わらないのでは?」と聞かれることも多いのですが、実は学期の区切り方によって、学習や学校生活にさまざまな違いが出てきます。
今回は、2学期制と3学期制の違いや、それぞれの特徴についてまとめてみました。
2学期制とは? その特徴
2学期制とは、1年を「前期」と「後期」の2つに分ける学期制度のことです。
京都では、西京高校附属中学と洛風中学の2校がこの制度を採用しています。
2学期制のメリット
- 定期テストの回数が少ないため、授業時間数を多く確保できる
- 長期的な計画での学習がしやすい
- 海外からの帰国生や留学生にも対応しやすい
- 学校行事の効率化、先生側の業務負担軽減
2学期制のデメリット
- テストとテストの間隔が長いため、出題範囲が広くなる
- 学習のペースを自分で保ちづらく、モチベーションの維持が難しい
3学期制とは? その特徴
3学期制は、「1学期・2学期・3学期」と1年を3つに区切る、従来型の学期制度です。
京都では、上記の2校を除いたすべての公立中学校が3学期制を採用しています。
3学期制のメリット
- テスト間の学習範囲が狭く、学習リズムが組みやすい
- 定期的な振り返りの機会があり、計画修正がしやすい
- 区切りが多いため、学期ごとの達成感を得やすい
3学期制のデメリット
- 学期ごとの時間が短く、学習が詰め込み気味になることも
- テストの回数が多く、そのたびに対策が必要
結局どっちがいいの?
保護者の方からよくいただく質問ですが、結論としては「その子に合っているかどうか」が一番大事です。
確かに、テストの頻度やスケジュールは子どもにとって影響が大きいポイントではあります。
しかし、京都ではほとんどの学校が3学期制を採用しており、制度自体の選択肢は限られています。
ですので、制度の違いにとらわれすぎず、各学校の教育方針や学習環境、先生方の指導スタイルなど、より具体的な特徴に注目することをおすすめします!
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数好きあつまれ〜!
京の算数学 解答#1025
