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京の算数学問題#1366

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算数学コラム
「勉強しなさい!」と言っても動かない。
机に座らない、座ってもすぐ別のことをする。
こういう時、つい「やる気がない」と思ってしまいますが、結論から言うと多くの場合は やる気不足ではなく“勉強を始められない仕組み”をととえると改善することが多いです。
この記事では、家庭でできる現実的な対策を、できるだけケンカにならない形でまとめていきます。
勉強しない子どもに多い原因7つ
当てはまるものがあるほど、対策が効果的です。
- 何をどれだけやるか分からない(ゴール不明)
- 始めるハードルが高い(準備が面倒・机が散らかってる)
- 難しすぎる/つまずきがある(分からないのが怖い)
- 疲れている(眠い・空腹・習い事で消耗)
- 誘惑が強い(スマホ・ゲーム・動画・おもちゃ)
- 親子の空気が悪い(勉強=怒られる場になっている)
- 成功体験が少ない(やってもできない→避ける)
勉強は「5分でいいから始める」
勉強しない子ほど、いきなり30分は無理です。
まずは 最初の5分を作るだけで流れが変わります。
実際に当塾の学習相談にこられる生徒様にも
「勉強って家で何時間すればいいと思う?」
と聞くと
1時間!や2時間!など時間単位で答える生徒が多くいます。
でも実際はいきなり1時間は無理です。
本当は続けることが大事なので10分でも15分でも立派な勉強なのです。
まずは時間の縛りをとりましょう。
① 最初の3分ルール
- 机に座る
- 今日やるものを全部出す
- いちばん軽いものを1つだけ始める(1問/音読1回でもOK)
始めるまでのハードルを低くすることが大切です。
②5分×3セット(ポモドーロ)
- 5分やる → 2分休憩
- 5分やる → 2分休憩
- 5分やる → 終了
長時間ではなく、短い集中を積み上げます。
少しずつ時間を伸ばしていくのが大切です。
③ “やること”を3つに絞る
例(低学年)
- 算数:3問
- 漢字:2つ
- 音読:1回
これだけでOK。量は後で増やせます。
一般的には宿題だけ良いと思いますが、宿題は出されたもので勉強は自らするものという子ども特有の認識があるので、宿題とは別に数問自分で選んでやる癖が学習習慣のコツです。
④勉強しない子ほど「終わり」を先に見せる
- 「10分だけ」
- 「算数だけ終わったら自由」
- 「ここまでできたら終了」
終わりが見えないと、最初の一歩が重くなります。
⑤親の声かけは「催促」より「選択肢」
×「早くしなさい!」
○「算数と国語、どっちから?」
○「3問だけやる?5分だけやる?」
○「どこで止まった?(読めない/選べない/できない)」
選択肢があると動きやすいです。
逆効果になりやすいNG対応
- 罰で脅す(短期は効くが、長期で崩れる)
- 間違いを責める(勉強=怖いになる)
- いきなり大量にやらせる(始められない)
- 「なんでできないの?」と詰める(黙る・逃げるにつながる)
勉強しない原因が「つまずき」なら、ここを疑う
子どもが勉強を避けるのは、実は「分からなくて怖い」が多いです。
- 繰り上がり/繰り下がりで止まる
- 文章題で式が立たない
- 九九があやしい
- 単位や時計が混乱する
この場合、量を増やすより 復習で穴を埋める方が早いです。
それでも毎日バトルなら「役割分担」を変える
親が教えるとケンカになる家庭は多いです。
おすすめは
- 親:始める仕組み(タイマー・量を決める)
- 子:やる
- 分からない所:先生・塾・動画など“外の力”も使う
家庭は休む場にする方が勉強は続きます。
京の算数学 解答#1366




