京の算数学問題#1361

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算数学コラム
割合が分からない子は多いです。
結論から言うと、割合で止まる原因はたいてい割合そのものではなく、
もっと手前の
- 分数の感覚
- わり算=1あたり/何倍の意味
- 単位量あたり(1あたりにそろえる)
のどこかが定着していない場合が多いです。
ここをまずは復習することをおすすめします。
割合は「何倍?」を出すだけ
割合の基本はこれだけです。
割合 = くらべる量 ÷ もとにする量
(=何倍?)
例:40は50の何倍?
40 ÷ 50 = 0.8(=8割=80%)
「どっちで割るの?」で迷う子は、もとにする量(基準)が決まっていないことが原因です。
割合がわからない子の“つまずき原因”TOP4
1)分数が弱い(○/○の感覚がない)
割合は分数と同じ考え方です。
「くらべる量/もとにする量」=分数。
ここでつまづいている生徒は多いです。
大切なのは分数の計算ができる!のではなく、分数の意味がわかっているか?です。
例えば2/4=1/2と約分はできても、2/4と1/2が同じ量を表しているか?がわからない場合などです。
2)わり算が「分ける」しかない(何倍が分からない)
割合は“何倍?”を出すわり算(包分除)が中心。
12個を3人で分ける、だけの理解だと苦しいです。
3)単位量あたり(1あたり)でそろえる感覚がない
600円で3個→1個あたり200円
この「1にそろえる」が割合の入口です。
大抵は1に揃えるの意味がわかっていないケースが多いです。
4)文章題で「もと」「くらべる」を拾えない
国語力ではなく「情報整理不足」なことが多いです。
また、数字と単位を見てどの数字が割合を表しているのか?が区別できないケースが多いです。
例えば○倍や○%、0.86など単位がないケースは割合を指します。
おすすめの最短復習ルート
- 分数(同じ大きさ・〜の2/3)
- わり算=何倍
- 単位量あたり(1あたり)
- 割合(もとを1と見る)
- 百分率・割引(100を基準)
STEP1:分数まで戻る
チェック
- 12の1/3は?(12÷3=4)
- 12の2/3は?(12÷3×2=8)
- 1/2=2/4=3/6がなんとなく分かる?
ここが怪しい子は、図(テープ図)でOK。
まずは「同じ大きさを分ける」感覚を作ります。
STEP2:わり算の「何倍?」を入れる
例:
Aは6cm、Bは3cm。AはBの何倍?
6 ÷ 3 = 2倍
割合=何倍、がつながります。
STEP3:単位量あたり(1あたり)で練習する
例:600円で3個
600 ÷ 3 = 200円/個
「÷するのは、1にするため」
この感覚が入ると、割合の式が自然になります。
STEP4:割合に戻る(もとを決めて割るだけ)
型
- もと(基準)に丸
- くらべる量に線
- 割る:くらべる÷もと
例:定員50人に40人
40 ÷ 50 =0.8=8割=80%
よくあるミスと直し方
- 割る数が逆 (くらべる量ともとにする量がわからない)→ 「もと(基準)」に丸をつける事で現状の理解度がわかりやすくなる
- %、歩合のままかけている → %や歩合はまず小数に直す必要がある。割合は基本的に単位がつかないので%や歩合のままでは計算しないルールを定着させる。
- 文章題でフリーズ → 「もと・くらべる・求める」を先に書く練習をする
京の算数学 解答#1361




