数学コラムの目次
京の算数学問題#1306

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算数学コラム
算数を見ているとき、
つい口にしてしまう言葉、ありませんか?
- 「さっき言ったよね」
- 「なんで分からないの?」
- 「ちゃんと考えた?」
どれも、本人のやる気がないから言っているわけではないと思います。
でも、算数が苦手な子ほど、これらの言葉が大きな負担になります。
ここでお伝えしたいのは、
言った事が間違っているという事ではありません。
「少し言い換えるだけで、算数への向き合い方が変わる」
というお話です。
①「なんで分からないの?」
一番よく聞く声かけです。
親の気持ちとしては
- ちゃんと説明した
- 前にもやった
- 理解してほしい
でも子ども側は、
「分からない理由が分からない」
ことがほとんど。
この言葉が与える影響は、
- 自分を責める
- 分からないと言いにくくなる
- 黙ってしまう
結果的に算数が苦手な子ほど、思考が止まります。
②「ちゃんと考えた?」
これも、悪気はありません。
でも子どもは以下のように受け取ることが多いです。
- 考えてないと思われてる
- 手抜きしたと思われてる
実際には、
- どう考えたらいいか分からない
- 最初の一歩で止まっている
だけ、というケースが多いです。
③「ほら、また間違えてる」
間違いを指摘すること自体は、悪いことではありません。
問題なのは“タイミング”です。
- 考えている途中
- まだ自分で気づけそうなとき
に言われると、
「どうせまた間違える」
という気持ちが残ってしまいます。
④「◯年生なんだから、できて当たり前」
これは、算数が苦手な子にとってかなり重たい言葉です。
- もう遅れている気がする
- 追いつけないと思ってしまう
本人自身もこう思っている可能性が高いからです。
学年と理解は、必ずしも一致しません。
⑤実は一番きつい「無言の圧」
言葉以上に効いてしまうのが、これ。
- 横で腕を組んで見ている
- ため息
- 時計を見る
算数が苦手な子は、空気をとても敏感に感じ取ります。
⑥じゃあ、どう声をかければいい?
大事なのは、
正解に近づける声かけではなく、考え続けられる声かけです。
おすすめの声かけ
- 「どこまで分かった?」
- 「ここ、むずかしいよな」
- 「一緒に考えてみよか」
- 「間違えても大丈夫やで」
これだけで、子どもの表情はかなり変わります。
⑦声かけの目的は「解かせること」じゃない
家での算数で一番大切なのは、
その場で解けること
ではなく
算数が嫌いにならないこと
です。
一度苦手意識がつくと、取り戻すのに時間がかかります。
最後に
算数が苦手な子ほど、
- 分からない自分
- できない自分
に、もう十分向き合っています。
だからこそ、家ではせめて
安心して間違えられる場所
であってほしい。
声かけを少し変えるだけで、算数との距離は、ちゃんと縮まります。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、
- 間違いを止めない
- すぐに正解を言わない
- 考えた過程を大切にする
ことを大切にしています。
「家でうまく見られない」
「声かけが分からない」
そんな時こそ、外の大人に任せるという選択もあります。
京の算数学 解答#1306




