数学コラムの目次
京の算数学問題#1298

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算数学コラム
「勉強が得意な子」と聞くと、どんな子を思い浮かべますか?
- 頭の回転が速い
- 記憶力がいい
- 最初からできる
そんなイメージを持たれがちですが、
塾で日々子どもたちを見ていて思うのは、
最初から“得意”な子は、ほとんどいない
ということです。
では、勉強が得意になっていく子は、一体何を最初にやっているのでしょうか。
①いきなり「できるように」なろうとしない
勉強が得意になる子は、最初からこう思っていません。
「完璧に分かろう」
「全部できるようになろう」
むしろ、
「とりあえずやってみよう」
「分からんところを探そう」
という姿勢で入ってきます。
これが意外と大きな差なんです。
最初から完璧を目指すと、
- 手が止まる
- 間違いが怖くなる
- 進まなくなる
でも「途中まででいい」と思えると、自然と一歩が出ます。
②分からないところで、ちゃんと止まる
勉強が得意になる子が最初に身につけているのは、
「分からないところで止まる力」
です。
伸びにくい子は…
- 分からなくても進む
- なんとなく丸写し
- 分かったふりをする
一方で伸びる子は、
- 「ここから怪しいな」
- 「この式、よく分かってない」
と、自分でブレーキをかけられる。
これができると、勉強は一気に変わります。
③ノートを“きれいに”しようとしない
意外かもしれませんが、
最初からノートをきれいにまとめようとする子は、
必ずしも伸びやすいわけではありません。
勉強が得意になる子のノート
- メモが多い
- 途中で書き直している
- 余白に考えた跡がある
考えた痕跡が残っていることの方が大事。
ノートは、見せるものではなく考えるための道具だと考えましょう。
④「できた!」を急がない
勉強が得意になる子は、意外と「できた!」を連発しません。
よくある発言は
- 「たぶん、こう」
- 「合ってるか分からんけど」
- 「一回確認したい」
この慎重さが、理解を深くします。
⑤小さな成功をちゃんと拾っている
いきなり大きく伸びる子はいません。
勉強が得意になる子は、
- 昨日より少し早く解けた
- 前より間違いが減った
- 自分で気づけた
こうした小さな変化を、ちゃんと積み重ねています。
⑥大人ができる一番のサポート
この段階で大人ができることは、実はとてもシンプルです。
こんな声かけがおすすめ
- 「どこで迷った?」
- 「前より考えてたね」
- 「そこ気づいたの、ええやん」
結果より、過程に目を向ける。
これだけで、子どもは安心して挑戦できます。
最後に
勉強が得意になる子が最初にやっていることは、
- 特別な勉強法
- 長時間の努力
- 才能
ではありません。
分からないままにしないこと
完璧を目指しすぎないこと
考えた跡を大事にすること
この“最初の姿勢”が、あとから大きな差になります。
アイデア数理塾では
アイデア数理塾では、
- いきなり正解を求めない
- 分からないを言葉にする
- 考えた過程を大切にする
ことを大事にしています。
勉強が得意になるかどうかは、スタート時点で決まるのではありません。
最初の向き合い方で、ちゃんと変わっていきます。
京の算数学 解答#1298




