数学コラムの目次
京の算数学問題#1284

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算数学コラム
学習塾をやっていると、よく聞くお話があります。
「今は復習を徹底した方がいいですか?」
「少しでも予習した方が有利ですか?」
ぶっちゃけどちらも正しいです。
でも実は、冬の勉強で一番差がつくのは「復習か予習か」ではありません。
結論から言うと
冬に差がつくのは「自分に合わない方をやらない判断」ができるかどうかです。
① 冬は「勉強の性質」が変わる時期
冬(1〜2月)の勉強は、普段の学期中とは意味が違います。
- 新しい単元は少なめ
- 内容は“積み上げ型”
- 理解の穴が一気に表に出る
- 学年末テスト・次学年につながる
つまり冬は、
「前に進む」より
「整える」時期
になりやすい傾向があります。
② 復習が向いている子の特徴
まずは復習が効果的なタイプから考えていきましょう。
- テストでケアレスミスが多い
- 「あ、これ前やったやつ…」が多い
- 途中式・考え方があやふや
- 単元によって点数の差が大きい
このタイプの子は、予習をしても土台が不安定です。
冬の復習で大事なのは「全部やらない」こと
よくある失敗が
- 1学期から全部やり直す
- 教科書を最初から読む
- 量で安心しようとする
冬の復習は、
「前に間違えたところだけ」
「説明できないところだけ」
で十分です。
特に数学においては次のテスト範囲が学年全体である学校と残りの単元が出る学校に分かれます。
テスト範囲を元にしっかりと準備をしておきたいですね。
③ 予習が向いている子の特徴
一方で、冬に予習が効く子もいます。
- 基本問題は安定している
- 復習しても大きなミスが出ない
- 勉強習慣がすでにある
- 新学年に不安がある
このタイプの子にとっての予習は、
「先にできるようになる」ためではなく
「初見の不安を減らす」ため
冬の予習は「分からなくてOK」
- 教科書をざっと読む
- 例題を見る
- 用語を知る
これだけで十分。
完璧に理解しようとすると、逆に苦しくなります。
④ 一番やってはいけない冬の勉強法
ここは大事なので、はっきり言います。
復習も予習も“中途半端に両方やる”ことは絶対避けてください!
- 復習が終わらない
- 予習も手応えがない
- 結局どちらも身につかない
これが、「がんばったのに差がつかない」原因です。
⑤おすすめは「8:2」ルール
迷ったら、この配分を基準にしてください。
基本配分は復習:予習=8:2です。
復習で土台を固め、余力があれば軽く予習。
これが、一番失敗しにくい冬の使い方です。
⑥冬の勉強で本当に差がつくポイント
復習か予習か以上に、差がつくのはここです。
「わかったつもり」を残さない
- 説明できるか
- もう一度自力で解けるか
- 迷わずできるか
間違いをそのままにしない
- なぜ間違えたか
- 次はどうするか
勉強のリズムを作る
- 毎日短くでも続ける
- 時間より“回数”
最後に
新年のスタートダッシュは、派手なことをやる必要はありません。
冬に一番差がつくのは、
自分に合った勉強を
静かに積み上げた子
です。
- 復習か予習かで迷ったら
- まずは復習
- 余裕があれば軽く予習
この順番で十分。
新年は、「焦らない子」が一番伸びます。
京都市中京区・アイデア数理塾では
冬の時期に、
- 復習と予習の見極め
- 学年末・新学年を見据えた計画
- 苦手の整理
- スタートダッシュの作り方
を一人ひとりに合わせて行っています。
「今、何を優先すべきか分からない」
そんなときこそ、やることを減らす判断が大切です。
京の算数学 解答#1284




