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京の算数学問題#1261

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算数学コラム
春って、ふしぎと気持ちがそわそわします。
「よし、がんばろう!」という気持ちもあるけれど、
どこかで
「ちゃんとついていけるかな…」
という不安も混ざってくる時期。
そんな時は、
“勉強そのものをがんばる”んじゃなく、
勉強を始めるハードルを下げる工夫をすると、一気にラクになります。
今日は、塾でもよく生徒に伝えている
「これだけで春からの勉強がちょっと楽しくなる」
という工夫をまとめました。
新しい文房具は“最強のスイッチ”になる
春は気持ちが切り替わる季節。
文房具を1つ新しくするだけで、
勉強へのスイッチって入りやすくなるんです。
- 新しいシャーペン
- 好きな色のペン
- デザインが気に入ったノート
- 小さめの単語帳
新しいものって、触りたくなる。
触りたくなると、自然と机に向かう。
こんな小さなきっかけでも、
勉強の最初の一歩には十分なんです。
② 「5分だけ」ルールにすると驚くほど動ける
勉強が苦手な子ほど、
“長時間やる”ことを考えて動けなくなります。
だから、こう伝えることがあります
「とりあえず5分だけやってみよか」
5分なら、意外とできてしまうんです。
そして“5分やったら10分できた”が生まれます。
やる気は、やり始めないと出てこない。
春は勉強量より、
“はじめる習慣”を大事にしてあげてほしいです。
③ 「見返したくなるノート」を作る
ノートをきれいにしよう、という話ではなくて
「見返したくなる」ノートを作るのがコツです。
- 自分だけの覚え方を書き込む
- イラスト付きの図を書く
- 勝手にタイトルをつける
- 大事なところに好きな色をつける
“自分で作った感”があると、勉強がちょっと楽しくなります。
④好きな教科を“先に5分”やる
勉強って、苦手から手をつけると気が重くなります。
春は、好きな教科・好きな単元から始めてOK。
- 英語の単語の音を聞くだけ
- 社会の地図を眺める
- 理科の図解ページを見る
- 数学の簡単な計算だけやる
「できそう」から入ると、
勉強全体が軽く感じるようになります。
⑤ 新しい環境を“楽しみにする仕掛け”をつくる
新学年は環境がガラッと変わります。
その変化を不安にするのではなく、
“楽しみ”に変える工夫があると気持ちが前向きになります。
- 新しい先生の特徴をメモする
- 新しいクラスで友だちにしてみたいことを考える
- 新しい教科書に付箋を貼ってみる
- 新しいスケジュール表を作る
勉強とは関係ないように見えて、
気持ちの明るさが勉強への意欲につながります。
⑥ 自分だけの“春ルーティン”を作る
春はルーティンを作りやすい季節。
- 朝に一杯の白湯
- 机に向かう前に深呼吸
- 勉強の最初は「今日できたこと」を書く
- 勉強の最後に「ありがとうノート」を書く
こんな小さな習慣でも、新しい季節のスタートを前向きにしてくれます。
春は“頑張る”よりも“気分を整える季節”
新学年は、無理してがんばる必要はありません。
大事なのは
- 新しいものを楽しむ
- 勉強を軽く始められる工夫
- 自分のペースで動ける環境
- プレッシャーをかけすぎないこと
“春を心地よく過ごせる子”は、新学年から自然に伸びていきます。
勉強は、ちょっとした工夫で「やらなきゃ」から「やってもいいかな」に変わる。
春の気持ちの軽さを味方にして、ゆるく楽しくスタートしていきましょう。
京都市中京区・アイデア数理塾では
新学年を気持ちよく迎えるための
- 勉強の始め方
- 習慣づくり
- ノートの作り方
- 気持ちを軽くする声かけ
- 新しい環境の不安の解消
こうした“春のサポート”も行っています。
京の算数学 解答#1261




