京の算数学問題#1259

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算数学コラム
春休みになると、保護者の方からよくこう言われます。
「春休みって何をやればいいの?」
「ここだけはやっておいた方がいい、というものは?」
「先取りしたほうがいい? それとも復習?」
結論から言うと、
春休みは“量より質”。
そして、やることは3つだけで十分です。
短い期間であれこれやるのは逆効果。
むしろ新学年の土台作りに徹した方が、春からの伸びが大きいです。
春休みにやるべき3つの柱
- 生活リズムを学校モードに戻す
- 前学年の復習で“穴だけ”ふさぐ
- 新学年につながる“朝10分の習慣”を作る
この3つをやるだけで、新年度に勉強がスッと入るようになります。
① 【生活リズム】春休みで一番大事
勉強よりまず整えるべきなのは、
起床時間・就寝時間・学習スイッチのタイミング。
春休みに生活が乱れると
- 朝ボーッとして授業に入れない
- 宿題がはかどらない
- やる気が出にくくなる
- 「4月から本気出す」が実現しない
逆に、生活リズムさえ整えば勉強の入り方が全然違います。
スケジュール例
- 朝は学校と同じ時間に起きる
- 午前中に10〜20分だけ机に向かう
- 夜は早めにスマホを切る
- 食事と入浴の時間を一定にする
“規則正しさ”が春休み最大の武器です。
② 【復習】前学年の“穴だけ”ふさぐ
春休みにやる復習は 全部やる必要はありません。
春は“完璧を目指す時期”ではなく
「次の学年で困らない程度に穴を埋める」時期です。
特に数学は方程式や文字式など計算問題に取り組むのがおすすめです。
「春は浅く・広く・短く」
深追いしない方がうまくいきます。
もちろん余裕がある場合は予習をするのも1つの手段です。
③ 【朝10分習慣】春休みから作ると最強
春休みは「習慣を作る」絶好のタイミング。
特におすすめなのが朝10分だけ机に向かう習慣です。
- 計算
- 英単語
- 一問一答など
内容は簡単なレベルで十分。
朝10分ができるようになると
- 勉強が日常の一部になる
- “やる気がなくてもできる”状態になる
- 4月からの課題が軽く感じる
- 自信が生まれる
たった10分ですが、これが1年後の成績を分けます。
春休みの具体的スケジュール例(ゆるめでOK)
平日(月〜金)
- 08:00 起床・朝食
- 08:30〜08:40 勉強(朝10分)
- 自由時間
- 16:00〜16:20 軽い復習(穴をふさぐ時間)
- 夕方以降:部活・遊び・家族時間
休日(土日)
勉強は
朝10分だけでOK。
無理に勉強を長時間続けても春休みは特に頭に入りにくいです。
家族で過ごしたり、趣味に没頭したり、
メリハリをつける方が長期的に伸びます。
では“先取り”はしたほうがいいの?
結論はやりたい子だけでOK。やりたくない子は無理にやらない。
先取りでつまずくと新学年が不安に変わります。
アイデア数理塾では春休みはほとんどの新学年の生徒は先取りを行いますが、そこはある意味プロの技なのできちんと復習をして必要単元をつぶしてから行なっていきます。
春休みは“準備期間”。勉強の量より、習慣をつくるほうが大切。
春休みは短いからこそ、
やることを詰め込むより
心と生活を整える期間にした方が
新学年がスムーズに進みます。
今日のポイントをまとめると
- 生活リズムを学校モードに戻す
- 前学年の“穴だけ”ふさぐ
- 朝10分の習慣づくり
- 先取りは“興味のある部分だけ”
- 無理に詰め込まない
- 前向きなスタートの準備をする
この6つで、春からの成績は驚くほど安定します。
京都市中京区・アイデア数理塾では
春休みの間に、
- 弱点の洗い出し
- 前学年の復習
- 新学年の軽い予習
- 習慣づくりサポート
- 学習リズムの整え方
これらを丁寧にサポートしています。
新年度の準備が不安な方はお気軽にご相談ください!
京の算数学 解答#1259




