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京の算数学問題#1123

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたにたくや)です。
夏休みも後半に差しかかってきましたね。
この時期は、塾での学習に加え、家庭での過ごし方が子どもの成果を大きく左右するタイミングでもあります。
今日は、「塾と家庭がどう連携すべきか?」というテーマで、家庭でやるべきこと・気をつけるべきことを整理してみました。
1. 「塾に任せているから大丈夫」は危険信号
よくお聞きするのが「うちは塾に行かせているから安心」という言葉。
たしかに塾での学習はとても大切ですし塾に来られている時は当然全力で講師陣が指導にあたります。
でも、それだけでは子どもは“本当の力”をつけきれません。
なぜなら、「家庭での時間」の方が圧倒的に長いからです。
塾で得た知識や気づきを、家庭でどう定着させるかがカギになります。
2. 家庭でやるべき3つのサポート
① 生活リズムの安定
夏休み中は夜更かし・朝寝坊が増えがち。
学習効率を落とさないためにも、朝は7〜8時に起きる、夜は22時前に寝るなど、一定のリズムを意識しましょう。
特に中学生や受験生にとって、生活の乱れは集中力の低下に直結します。
② 塾と連携をとっておく
塾では季節ごとに面談があります。
面談では日頃の取り組みの様子や進度状況を聞くことができます。
塾の先生方は学習のプロです。
家庭でどのような取り組みをすべきか?面談時に相談をしてみましょう。
客観的なアドバイスを聞くことができます。
③ 感情のケアと言葉がけ
夏休み後半は焦りや不安が出やすい時期。
「全然進んでないじゃん!」と責めてしまいたくなる気持ちはグッとこらえて、
- 「今からでもやれば間に合うよ」
- 「焦ってる=やろうとしてる証拠だね」
など、前向きな言葉がけでサポートしてあげましょう。
3. 塾と家庭が「共通言語」を持つことがカギ
子どもが塾と家庭で全く違う指導や空気を感じると、迷いや戸惑いが生まれます。
そこで重要なのが“塾と家庭の共通認識”です。
・何を優先的にやるべきか?
・今どのくらいの力がついているか?
・不安なことや苦手なことは何か?
このあたりを、定期的に塾と共有できるようにすることが、子どもを後押しする最大のポイントです。
当塾では保護者面談やLINEでのご相談なども随時承っています。
気になることがあれば、遠慮なくお声がけくださいね。
まとめ|夏休み後半は“家庭でできること”が勝負を分ける
夏休み後半は「時間があるようで、実は少ない」。
塾での勉強を最大限活かすには、家庭でのサポートが欠かせません。
- リズムを整える
- 感情への声かけ
- 塾との定期的な連携
この3点を意識するだけで、子どもは夏休み後半に大きく成長します。
そして何より大切なのは、「できてないこと」より「できること」に目を向けること。
家庭の空気が安心感に満ちていると、子どもは本来の力を発揮できるようになります。
夏休み明けに向けた家庭と塾の連携サポートも行っています。
「家で何をさせたらいいかわからない…」という場合も、お気軽にご相談ください!
京の算数学 解答#1123
