「夏休みに何もしなかった…」と焦る子どもが変わる!家庭習慣リセットメソッド 京の算数学#1122

京の算数学問題#1122

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。

夏休みも後半に入り、「宿題が終わっていない…」「受験なのに勉強してない…」と焦り始める子が一気に増えてきます。

でも、焦るだけで終わってしまってはもったいない。
このタイミングこそ、子どもが「学びのリズム」を取り戻すチャンスです。

今日は、「夏休みに何もしなかった…」という状態から脱却するための、家庭でできる習慣リセットメソッドをお伝えします!


まず「叱らず、整える」ことから始める

親御さんとしては「なんでやってないの?」「今から間に合うの?」と心配になりますよね。
でも、ここで感情的に責めてしまうと、子どもは「さらにやる気をなくす」悪循環に。

まずは冷静に、「今からできること」を一緒に確認することが第一歩です。

おすすめの声かけ例:

  • 「焦ってるってことは、やらないといけない事はわかっているよね」
  • 「じゃあ、ここからどうするか一緒に考えようか」

毎日の“固定リズム”を1つだけ作る

夏休みは生活リズムが崩れがち。
だからこそ、1日の中で「これだけはやる」という固定習慣を1つ作るのが有効です。

たとえば…

  • 朝ごはんの前に10分だけ漢字練習
  • 夜寝る前にその日学んだことを3つノートに書く
  • お風呂前に1ページだけ問題集

大事なのは「少量×固定」にすること。
子どもが「自分でもできるかも」と感じられることで、やる気スイッチが入りやすくなります。

タイムリミットではなく“チェックポイント”を設定する

「あと◯日しかない!」とカウントダウンしてしまうと、子どもは焦るばかりで逆に動けません。

その代わりに、
「この日までにここまでやろう」
「毎週日曜に進捗を一緒に見る」
というような中間目標(チェックポイント)を設定してあげましょう。

自分で計画して、親が少しだけサポートする。
この形が“やらされ感”を減らし、子どもの自立心も伸ばします。

やれなかった日は「記録」するだけでOK

毎日がんばっていても、どうしてもできない日もありますよね。
そんなときは「できなかった日も書き残す」ことをルールにしておきましょう。

「今日はやらなかった/できなかった」という記録は、次に取り組むときの大事な材料です。

これにより「三日坊主=失敗」ではなく「続けるためのデータ」として捉えられるようになります。

「気持ちを戻せる場所」が家庭にあるか?

子どもが焦るのは、実は自分で「やらないといけない」と気づいているからです。
その気持ちをちゃんと受け止めてあげて、焦りから行動に変えるサポートが家庭にあるかどうか。

それが、夏休み後半で子どもが伸びるかどうかの分かれ目になります。

まとめ:焦ることは悪くない。

「夏休み、何もできてない…」
その一言は、成長のサインでもあります。

叱るのではなく、焦りを“前向きな行動”に変える環境を整えてあげましょう。
毎日少しずつでも「やれた!」という体験が、子どもの自信につながっていきます。

当塾では夏休み後半からの“学習リズム立て直しサポート”も行っています。
気になる方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!

京の算数学 解答#1122

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