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京の算数学問題#1078

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、「アイデア数理塾」塾長の油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
私たちの身の回りには、川や池、湖といった「水」がたくさんありますよね。
とくに「川」は、いつも流れていて、まるで止まることがないように感じます。
でも、よく考えてみると……
「川の水って、いったいどこから来ているの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
今日はこの「川の水の出どころ」について、小学生でもわかるようにやさしく解説していきます!
川の水の始まりは「雨」
まず、川の水のスタート地点は、雨です。
空から降ってくる雨水が、川の水の元になっています。
雨が地面に降ると、次のような流れが始まります。
- 一部は地面の上を流れていきます(これが地表水)
- 一部は地面にしみこんでいきます(これが地下水)
このようにして、雨水は少しずつ集まって、小さな流れ(小川)になり、それがさらに集まって川になるのです。
地下水も川の水になる?
はい、なります!
雨水が地面にしみ込むと、土や岩のすきまを通って、地下水となります。
地下水は山の中や高い場所から、低い場所に向かってゆっくりと移動します。
そして、地下から湧き出す場所(湧き水)などを通して、また地表に出てきて、川に流れこむのです。
つまり、目に見える水の流れだけでなく、見えない地下の水の流れも川の水を支えているのです。
川はどこへ向かって流れるの?
川の水は、高いところから低いところへと流れます。
最終的には、大きな川に合流したり、湖や海へと流れ込んでいきます。
たとえば、
- 山の中に降った雨 → 小川 → 川 → 海
というように、水はいつも流れ続けているんです。
この水の循環のことを、「水の循環(じゅんかん)」といいます。
雨→川→海→また雲→また雨……と、地球上で水はぐるぐるまわっているんですね。
まとめ:川の水はどこから来る?
- 川の水の元は「雨」
- 雨水は地表を流れたり、地下にしみこんで川へ流れる
- 地下水も川の水の大切な一部
- 川の水は海へと向かって流れていく
- 水は「水の循環」によって、地球上をぐるぐるまわっている
おわりに:自然の水の流れを観察してみよう!
普段あたりまえのように見ている「川」も、実はたくさんの自然の力が関わってできているんです。
次に川を見たときは、「この水はどこからきたんだろう?」と考えてみてくださいね。
もっと理科が好きになるチャンスですよ!
以上、京都市中京区の「アイデア数理塾」油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数好き・理科好きあつまれ〜!
京の算数学 解答#1078
