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京の算数学問題#1047

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で塾を運営しております、アイデア数理塾の油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
高校数学って、苦手な人が多いですよね。
実際、中学までは何とかなっていたけど、高校に入ってから一気に難しくなった…という声をよく聞きます。
しかも、近年では国公立大学で文理融合型の学部が増えており、理系でなくても数学が必要になるケースも増加しています。
そんな中、苦手なままにしておくのはもったいない!
今回は、塾に行かなくてもできる「高校数学の定期テスト対策」についてお伝えします。
どこから手をつければいいかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
数学は「一夜漬け」が効かない教科
まず、最初にお伝えしたいのは、数学の勉強はコツコツ積み重ねることが命ということです。
一夜漬けで覚える英単語や、暗記科目とは異なり、数学は「点と点をつなげる理解力」が必要です。
つまり、「分かったつもり」ではテストで得点できません。
最低でも、毎日10分でもいいから数学に触れることが大切です。
おすすめは、まず教科書を読む習慣から。
公式や解法を、頭の中でイメージできるようになるだけでも、得点力が変わってきます。
テスト勉強は「学校の教材」が基本!
定期テストで良い点を取りたいなら、やるべき教材は実はとてもシンプルです。
- 教科書の例題・章末問題
- 学校で配られるプリント
- 学校指定の問題集(チャート式、4STEPなど)
実際、学校により異なりますが定期テストの約5割〜8割はこれらの教材から出題されています。
無理に新しい問題集を買い足すよりも、まずは学校の教材を完璧にすることを優先しましょう。
「先生に聞く」は最大の近道
数学の理解につまずいたとき、多くの人が黙ってスルーしがちです。
でも、それは本当にもったいない!
まずは、「何が分からないのか」を整理し、それを学校の先生に直接質問するのが一番です。
理解しているつもりでも、誰かに説明しようとすると、意外とあやふやなところが見えてきます。
最近では、スタディサプリなどの動画教材を使っている学校も多いですよね。
学校の方針に沿って、活用できるツールはどんどん使っていきましょう。
記憶に定着させるには「思い出す」がカギ
数学の勉強で大切なのは、「思い出すことを習慣にする」ことです。
例えば九九がスラスラ言えるのは、毎日のように使っているから。
つまり、人間は「思い出す頻度が高い情報」ほど、記憶に残るんです。
ですので、昨日やった問題を今日もう一度思い出すこと。
通学途中に「昨日やったあの問題、どうやるんだっけ?」と頭の中で思い出すだけでも効果があります。
どうしても思い出せなければ、スマホで調べたり教科書を見返したりしましょう。
これも立派な勉強です!
まとめ|高校数学のテスト対策は「学校教材+習慣+質問」がカギ!
高校数学の定期テスト対策でまずやるべきことは、以下の3つです。
- 学校の教材(教科書・プリント・問題集)を完璧にすること
- 毎日短時間でも数学に触れる習慣をつけること
- 分からないところは必ず先生や教材を使って解決すること
そして、「思い出す」ことを意識して、学んだことを頭に定着させていきましょう。
数学は積み上げの教科です。土台をしっかり固めることで、次の単元もぐっと楽になりますよ!
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数・数学が好きな子どもたち、そして保護者のみなさま、ぜひ一緒に学びましょう!
京の算数学 解答#1047
