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京の算数学問題#1001

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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
新年度が始まると、新しい学年やクラス、先生、友達との出会いがあり、子どもにとってはワクワクすると同時に不安もある時期です。
「新しいクラスに馴染めるかな?」
「勉強についていけるかな?」
このような不安を和らげて、スムーズに新年度をスタートさせるためには、新年度にやるべきことをしっかりと押さえておくことが大切です。
今日は、小学生が新年度にやっておきたいことについてまとめていきます。
1. 学習習慣を整えよう
新年度が始まったばかりの時期は、授業がまだ本格的に進んでいないため、今のうちに学習習慣を整えることが重要です。
◇ 学習習慣を整えるポイント
- 毎日決まった時間に勉強をする
宿題や復習を「〇時からやる」と決めておくと、習慣化しやすくなります。 - 短時間でも集中する習慣をつける
勉強時間は短くてもOK。集中して取り組むことが大切です。 - 勉強の前後にリラックス時間を入れる
メリハリをつけることで集中力が持続しやすくなります。
例:1日の学習スケジュール
- 16:00〜16:30 宿題
- 16:30〜16:45 おやつ・休憩
- 16:45〜17:15 復習(間違えた問題の解き直しなど)
このように短時間で区切ると、無理なく続けられます。
2. 新しいクラスに慣れよう
新しいクラスでは緊張してしまう子も多いですが、ある程度大人からのアドバイスでうまく行くこともあります。
コミュニケーションのコツとして今のうちに取り組んでみるのも1つです。
◇ コミュニケーションのコツ
- 「おはよう」「こんにちは」とあいさつをしっかりする
- 人の話を聞くように努力をする
- 授業や掃除、行事で協力することで自然に仲良くなれる
「最初にうまく話せなくても大丈夫!」
焦らず、自分のペースで仲良くなっていきましょう。
3. 1学期の目標を決めよう
目標があると、勉強や生活へのモチベーションが上がります。
◇ 目標の立て方
- 勉強に関する目標
例:「算数のテストで90点以上を目指す」 - 生活に関する目標
例:「毎日あいさつをする」「忘れ物をしない」 - 友達に関する目標
例:「新しい友達を3人作る」
目標は大きすぎないことがポイントです。
「少し頑張れば達成できそうなレベル」を設定しましょう。
4. 学習の「つまずき」を見つけておこう
新しい学年が始まると、前の学年の知識が必要になる場面が多くあります。
「計算が遅い」「漢字が苦手」 など、前学年の苦手をそのままにしておくと、新しい単元でつまずく原因になります。
◇ つまずきポイントを見つけるコツ
- 学校の宿題や小テストを見直す
- 「できた問題」「間違えた問題」を振り分けてみる
- 間違えた問題を再度解き直してみる
「間違えた=わからない」ではなく、「間違いを見つけた=成長のチャンス」です。
5. 生活リズムを整えよう
新学年が始まると、体も心も緊張して疲れやすくなります。
生活リズムを整えて、体調を崩さないようにしましょう。
◇ 生活リズムを整えるポイント
- 朝は決まった時間に起きる
- 夜更かしをしない(最低でも8時間は睡眠をとる)
- 朝ごはんをしっかり食べる
生活リズムが整っていると、集中力ややる気も自然と上がります。
6. 「できたこと」を振り返る習慣をつけよう
毎日少しでも「できたこと」を振り返ると、自信がつきやすくなります。
◇ 振り返りのポイント
- 「今日できたこと」を1つ書き出す
- 「うまくいかなかったこと」も書き出して、次にどうするか考える
- ポジティブな面に目を向ける
「できなかったこと」よりも「できたこと」に意識を向けることで、自己肯定感が高まります。
毎日の寝る前の会話などに盛り込めるといいですよね。
まとめ
新年度は「生活習慣」「勉強習慣」「友達作り」「目標設定」など、すべてを一度に完璧にしようとすると疲れてしまいます。
大切なのは一つずつ丁寧に取り組むこと。
まずは自分にとって一番やりやすいことから始めてみましょう。
新年度を気持ちよくスタートさせるために、ぜひ今日から実践してみてください。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました。
算数好きあつまれ!
京の算数学 解答#1001
