小学5年生で学ぶ「速さ」|公式・計算方法・問題の解き方を解説! 京の算数学#980

京の算数学問題#980

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算数学コラム

🔍 そもそも「速さ」って何?

速さとは、 「一定の時間で進む距離」 のことです。
たとえば、 1時間で60km進む車1時間で30km進む車 があったとします。

  • A車:時速60km 🚗💨
  • B車:時速30km 🚙

この場合、A車の方が 「速い」 ことがわかりますね。

つまり、速さは 「1時間あたりの進む距離」 を表しています!

📏 速さの公式を覚えよう!

速さの計算には、次の3つの公式があります。

速さの公式

速さ=距離÷時間速さ = 距離 ÷ 時間

👉 「1時間あたり」「1分あたり」の距離を求めるときに使います。

距離の公式

距離=速さ×時間距離 = 速さ × 時間

👉 「この速さで〇時間進んだら、どれくらいの距離を進むか?」を求めるときに使います。

時間の公式

時間=距離÷速さ時間 = 距離 ÷ 速さ

👉 「この距離をこの速さで進んだら、何時間かかるか?」を求めるときに使います。

速さの公式

割合と同じようにまとめて覚えると覚えやすいよ!速さは「は・じ・み」と覚えよう!

📝 例題を解いてみよう!

例題:速さを求める

例題
太郎くんは、30分で3km走りました。太郎くんの分速は何kmでしょう?

解き方

  • 速さ = 距離 ÷ 時間
  • 3km ÷ 30 = 分速0.1km

答え
1分あたり0.1km100m 進みます!

例題:距離を求める

例題
ある車は時速50kmで走っています。この車が2時間走ると、何km進みますか?

解き方

  • 距離 = 速さ × 時間
  • 50km/h × 2時間 = 100km

答え
100km進む! 🚗💨

例題:時間を求める

例題
新幹線が時速300kmで走っています。600km先の目的地に着くには何時間かかるでしょう?

解き方

  • 時間 = 距離 ÷ 速さ
  • 600km ÷ 300km/h = 2時間

答え
2時間かかる! 🚅

速さの単位に注意!

速さの問題を解くときは、単位をそろえる ことが大切です!

よく使う速さの単位

  • km/h(時速) → 1時間あたりの距離
  • m/s(秒速) → 1秒あたりの距離

⚠️ よくある間違い

km」と「m」を混ぜる

例題
時速60kmの車は1分間で何m進む?

正しい考え方
1時間(60分)で60km(60000m)進むので…

60000m÷60分= 分速1000m

答え
1分で1000m進む! 🚗💨

👉 km」と「m」や「時間」と「分」などの単位はしっかり確認しよう!

💡 速さの問題を解くコツ

1️ どの公式を使うのかを考える

「速さ・距離・時間」のうち、わかっているもの求めたいもの を整理しよう!

2️ 単位をそろえる

「km・m・h・分・秒」など、単位をしっかり統一!

3️ わかりやすく整理する

速さの問題は、図や表を使うとわかりやすくなるよ!

まとめ

速さとは?
👉 1時間・1分・1秒あたりの進む距離」

3つの公式

速さ=距離÷時間速さ = 距離 ÷ 時間 距離=速さ×時間距離 = 速さ × 時間 時間=距離÷速さ時間 = 距離 ÷ 速さ

注意点 👉 単位をそろえる!
👉 どの公式を使うか整理する!

さいごに

速さの問題は、 日常生活でもよく使われる 大切な考え方です!

車・電車・飛行機など、いろいろな場面で「速さ」が関係しているので、問題を解きながらイメージをつかんでみてくださいね!

次回のブログもお楽しみに!
算数好きあつまれ〜!📏✏️

京の算数学 解答#980

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