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京の算数学問題#858
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
成績アップの方法はたくさんありますが、それはあくまで「他の人のやり方」です。自分に合った勉強法を見つけるためには、まず学習環境を整えることから始めてみませんか?
学習環境と習慣作り
人間は環境に大きく左右される生き物です。
たとえば、騒音や誘惑が多い場所で勉強しようとしても、かなり意思が強くないと集中できませんよね。
だからこそ、学習習慣をしっかり身につけるためには、まず環境を整えることが重要なんです!
1. 机の上を整える
「今日やろう」と思った教材を全部机の上に並べていませんか?
これはかえって逆効果です。
その理由は次の2つ。
①プレッシャーがかかる
タスクが積み重なると、それだけで疲れてしまい、やる気が削がれがちです。
②気が散る
人は視覚から80%以上の情報を得ていると言われています。
つまり、机に教材が多いと集中が途切れやすくなるんです。
おすすめの方法は、やる教材だけを机に出すこと。
写真やカラフルな文房具などもできるだけ減らし、小さめの机に必要なものだけを置くと集中しやすくなりますよ。
2. 3つの感覚タイプに合わせた環境づくり
人の感覚には大きく分けて、視覚、聴覚、体感覚の3つのタイプがあります。
それぞれの感覚に合わせて環境を工夫すると、学習効果が上がりやすくなります。
視覚タイプ
目からの情報が優位なタイプです。
見て覚えることが得意ですがついつい視覚的な刺激に集中を阻害されます。
机の上をシンプルに整え、目から入る情報を少なくしましょう。
聴覚タイプ
言葉で話をしたり耳からの情報で覚えるタイプです。
音楽が流れていないイヤホンをする、または小さめのBGMをかけて勉強すると集中力が高まります。
体感覚タイプ
実際に手を動かさないと覚えられないタイプです。
椅子や座布団、シャープペンの握り心地や室温などに気を配ると集中しやすくなります。
自分のタイプが分からなくても、少しずつ実験しながら、すべての感覚を少しずつ整えてみると良いでしょう!
あなたに合った勉強環境を見つけよう
ちなみに、私は周りに誰かがいると安心するタイプなので、リビングで家族に見られながら勉強する方が集中できました。
あなたはどんなタイプでしょうか?
まとめ
勉強習慣はまず環境づくりから始めていきましょう。
自分に合った集中できる環境を作り出すことは社会に出た後もとても重要です。
人によっては書斎など部屋自体を勉強するための部屋として整備している方もいらっしゃいますよね。
自分に合った環境を見つけた時こそ成績アップのチャンスです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!