京の算数学問題#806
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
当学習塾では、無料見学会を実施しており、保護者の方から子育てに関するご相談をいただくことがよくあります。
特に多いのが、「お子様の〇〇が心配です」という内容です。
このような不安を抱える親御さんの気持ちに共感しつつ、どうすればお子さんの成長をサポートできるかについて、今日はお話ししたいと思います。
心配するだけでは改善できない理由
多くの親御さんが、子どもの「悪い部分」を改善しようと一生懸命です。
しかし、実はこれが思うようにいかないことが少なくありません。指導においては、悪い部分だけではなく、良い部分も見ていくことが成長の鍵になります。
良い部分と悪い部分、両方を見つめる大切さ
お子さんの指導で最も大切なのは、悪い部分の改善だけでなく、良い部分を見つけて伸ばすことです。
人は、良いところが認められることで自信を持ち、自己成長を加速させます。
お子さんの良いところに気づき、それを伸ばすサポートができれば、成長のスピードは飛躍的に向上します。
保護者の皆さんにチェックしてほしい3つのポイント
お子さんの成長を見守るために、次の3つのポイントを意識してみてください。
子どもの良いところを3つ以上挙げられるか?
悪い部分に目が行きがちですが、まずはお子さんの良い部分を意識的に探しましょう。
子どもが悩んでいる様子を見守ることができているか?
すぐに手を差し伸べるのではなく、少し見守ってみることも大切です。
1日1回は子どもを褒めているか?
小さなことでも、お子さんを褒めることで自信がつきます。
教育の現状と「無意識の改善思考」の弊害
現在の教育システムでは、多くの場面で「足りない部分を補う」という考え方が根強く残っています。
たとえば、数学が得意で英語が苦手なお子さんがいた場合、「英語を頑張って平均に近づけましょう」という指導がよくあります。
この方法は一見合理的に見えますが、実は限界があるのです。
教育の問題点は、成績を数値化してしまい、上限と下限を意識させることにあります。
このように「点数」にばかり焦点を当てると、子どもたちは自分の本来の能力に気づかず、苦手意識を持ち続けてしまうことが多いです。
子どもの良い部分に目を向ける方法
では、どのようにしてお子さんの良い部分に目を向ければいいのでしょうか?
まずは、お子さん自身が「自分はこんな能力があるんだ!」と気づくことが重要です。
小さな成功体験を積むことで、自信を持ち、苦手なことにも取り組む意欲が湧いてきます。
【実践方法】通販番組風に子どもの良い部分をアピールしてみよう!
ユニークな方法として、「通販番組のプレゼンターになったつもりで、子どもの良い部分をアピールする」というワークを試してみましょう。寝る前などに一人でこのワークをしてみると、自然とお子さんの良い部分に意識が向いていきます。
子どもの個性を伸ばし、成長させるために
子どもは、本来驚くほどの潜在能力を持っています。
その力を引き出すには、親御さんが子どもの良い部分に気づき、伸ばしてあげることが何より重要です。
お母さんやお父さんが自信を持ち、子どもに信じて向き合うことで、その能力は自然と開花します。
まとめ
今日お伝えしたポイントを実践していただければ、お子さんの成長がグングンと加速していくはずです。
悪い部分だけに目を向けるのではなく、良い部分にも意識を向けてあげることが大切です。
子どもを信じ、見守りながらサポートしていきましょう!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!