自然数はなぜ自然な数なのか? 京の算数学#748

京の算数学問題#748

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

数学において、自然数という言葉をご存知でしょうか?中学1年生で初めて学ぶ「自然数」は一体なぜ“自然“なのか詳しく掘り下げてみましょう。

自然数とは?

自然数は、1, 2, 3, 4, 5…といった、正の整数のことを指します。基本的には数え上げに使われる数であり、「物の個数」を表現するために用いられます。通常の定義では0を含みません。

主にNと表され、Natural numberの頭文字をとったものとされています。

自然数のはなぜ自然なの?

「自然数」という言葉の由来は、ラテン語の「numerus naturalis」にあります。「naturalis」は「自然の」という意味であり、「自然の数」という意味合いを持ちます。

「自然数」と呼ばれる理由は、その数が自然に現れるものであるからです。つまり、物を数えるという行為に用いる数だからです。人間が最初に触れる数であり、自然と生じる数であるため、「自然数」と名付けられましたのではないかと言われています。

簡単にいえば1、2、3と数えられるということはリアルに存在するといえます。

自然数には一般的には0は含まれませんが、0という数字は数えられないので、自然数から外れていると覚えておきましょう。

自然数の基本的な性質

自然数には以下のような基本的な性質があります。

加法と乗法

自然数同士の加法(足し算)や乗法(掛け算)の答えが必ず自然数となります。

つまり、自然数同士を足したり掛けたりすると、結果も自然数になります。

減法と除法

自然数同士の減法(引き算)や除法(割り算)の答えは自然数になるとは限りません。

例えば5-8=-3なので自然数ではありませんし、5÷2=2.5なので自然数ではありません。

自然数の無限性

自然数は無限に続きます。どれだけ大きな数を考えても、それよりも1大きな自然数が存在します。

この無限性も自然数の重要な特徴です。

まとめ

自然数とは、1, 2, 3…といった数え上げに使われる数のことです。古代から存在し、人々が物の個数を数えるために自然に使ってきたことから、「自然数」と呼ばれます。自然数は数学の基本概念であり、その性質や無限性は数学の様々な分野に影響を与えています。この記事を通じて、自然数の持つ深い意味や背景を理解していただければ幸いです。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

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